こんにちは、つかさです。
みなさんは自分の子どもがどんな将来の夢をもっているか知っていますか?
幼稚園や小学校低学年のころは恥ずかしがることなく、将来の夢について語っていたのではないでしょうか。
僕も幼稚園の卒園アルバムには、「将来ポケモンマスターになる」と書いてありました。
しかし、歳を重ねるごとに、将来の夢は現実的なものを意識するようになり、中学生を卒業するころには
「将来の夢は何?」
「特にありません」
というやりとりになります。
親も子どもが無謀な夢を語りだしたら「待った」をかけるかもしれませんね。
大人になったら「社会人」として、お金を稼ぎ、生活をしなければなりません。
将来なりたいものがなくても、「大人」にはなってしまいます。
親は子どもが社会人として自立するまでに夢をサポートしていかないといけません。
今回は子どもが「大人が不安を覚えるような将来の夢」をもち始めた時の対応と考え方についてお話ししようと思います。
また、親としての悩みについていろいろまとめていますので、興味があればこちらの記事もご覧ください。
【子どもが思春期突入!】難しい思春期・反抗期の子どもとの向き合い方と親のあり方
【なんでお父さんのほっぺって黒いのついてるの?】シミや老化を防ぐスキンケアの基礎基本
【30人の中からわが子の字を見極められますか?】とめ、はね、はらいを意識するべき4つの理由
大人になったらなりたいものベスト10
2021年3月17日に第一生命保険株式会社が「大人になったらなりたいものベスト10」を発表しました。
この調査は、「夏休みこどもミニ作文コンクール」に応募した児童(保育園児・幼稚園児・小学生)を対象に、「大人になったらなりたいもの」というアンケートを行い、集計したものです。
また、中高生にもインターネットによる調査を行っています。
今回は中学生の結果に注目して見てみましょう。
中学生【男子】
1位・・・会社員
2位・・・ITエンジニア/プログラマー
3位・・・公務員
4位・・・YouTuber/動画投稿者
5位・・・ゲーム制作
6位・・・鉄道の運転士
7位・・・サッカー選手
7位・・・医師
9位・・・教師/教員
10位・・・野球選手
10位・・・警察官
10位・・・料理人/シェフ
10位・・・eスポーツ選手
(N=471)
中学生【女子】
1位・・・会社員
2位・・・公務員
3位・・・看護師
4位・・・パティシエ
5位・・・教師/教員
6位・・・幼稚園の先生/保育士
7位・・・料理人/シェフ
7位・・・医師
7位・・・アナウンサー
10位・・・ヘア・メークアップアーティスト
(N=449)
このような結果になったようです。
中学生男子、女子ともに1位は会社員です。
中学生男子の4位に「YouTuber/動画投稿者」がランクインしました。
僕は実際もっと上位に食い込んでくると思っていました。
いや、本当はもっと上位にいると思います。
この夢をもつ子はもしかしたら「会社員」や「公務員」に票を入れている可能性もあります。
僕がなぜそのように考えているのか、もし自分の子どもが「YouTuber/動画投稿者」になりたいと言い出したらどうするべきかということについて具体的に話をしようと思います。
他人の意見が子どもの夢をつぶす
上記のランキングをみると、「中学生が知っている職業/身近な職業」が目立ちます。
また、「安定している」「高収入である」というものも挙げられていますね。
冒頭でも話した通り、多くの中学生は実際に「将来の夢は特にありません」と答えてしまいます。
しかし、アンケートの結果を見ると、「特になさそう」というわけでもないようです。
(もちろん、将来の夢がある人が回答しているので、一概に言えませんが。)
ここで考えられるのは、子どもは「夢を否定されること」を恐れているということです。
「僕は医者になります!」といえば、「お前の学力では無理だって」と言われ、
「僕はYouTuber になります!」といえば、「そんな職業で安定した生活を送れるわけがない」と言われることが多そうです。
そして、将来の夢として語りやすい「会社員」や「公務員」が上位に挙がってくるのだと思います。
ここで僕が心配になったのは、「他人や親の意見で子どもの夢がつぶされる」ことです。
子どもは自分の意見を否定されることを嫌い、怖がります。
「将来○○になりたい」と言い、「いいんじゃない?」「向いてるかもね」と言われるのを期待するようになります。
「僕は将来公務員になりたい」→「安定しているからいいかもね」
「僕は将来会社員になりたい」→「終身雇用制度もあるから安心ね」
歳を重ねるほど人は「安定」を求めます。
それは仕方のないことだと思います。
家族をもつことで「収入は安定しているほうがいい」、「終身雇用制度がある会社がいい」など、親や大人には家族を守る責任がついてきます。
しかし、それはあくまで「親」になったら必要な考え方なのかもしれません。
もし僕の子どもが「YouTuberになりたい!」と言い出したら確かに不安を覚えることでしょう。
そもそも動画配信者がお金を稼げる仕組みを知らなければ、未知なる世界すぎて、不安しかありません。
でも、僕の子どもが「YouTuberになりたい!」と言い出したら、
「YouTuber」になるためにどのような技術が必要で、どうやって稼ぐことができるのかということについて一緒に考えていくと思います。
もちろん、親が必死になって調べる必要はありません。
子どもと一緒に考え、それでも子どもが「なりたい!/やってみたい!」と言い出したら止めません。
それに、その職業について調べ、自分に合うかどうかを考える力は生きていくうえで必ず役に立つスキルです。
子どもは誰かから認めてもらうことで安心し、自信をもつことができます。
それは信頼できる人からならなおさらです。
友達に「お前、YouTuber無理だってー」って言われても、信頼できる人が認めてくれれば自信をもつことができます。
しかし、だれからも認められないものに「なりたい!」と言える子どもはほんのわずかです。
まずは親が認めてあげることが大事だと思います。
子どもが挫折しても、また違う道を探せるようにサポートすればいいと思います。
失敗しない人はこの世に存在しません。
失敗から学べることもたくさんあります。
ならば、子どもにはまずなりたいものを目指せるように促してみるのが僕はいいと考えています。
そのために、親も一生懸命勉強する必要はあります。
時代の流れに置いて行かれないように、子どもと一緒に勉強していくことも、親として大事だと思っています。
僕の名前は「つかさ」です。
義務教育から就職活動にかかわる人すべての支えになれるような記事を投稿しています。
時には僕の趣味について語ったり、趣旨から脱線したりもします。
極端な意見もあったりしますが、「ふぅん、そんな考え方もあるんだぁ」くらいで受け取ってくれたらうれしいです。
Twitterだけやってます。
もし悩みがあれば、ぜひご相談ください。
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