~「もっと真剣に部活に来てほしい」~部活動で起こる「温度差」問題の原因と自己解決方法

こんにちは、つかさです。

 

多くの学生は部活動に入部し、授業後などに活動に取り組んでいると思います。

そして、今年の春から新しく中学生、高校生、大学生になる人たちは、どんな部活動に入ろうか悩んでいるのではないでしょうか。

 

そして、みんなが学校生活に慣れてきたころ、多くの部活動で「温度差問題」発生します。

 

「温度差問題」とは、

 

僕はこんなに積極的に頑張っているのに、あいつはまた塾か。

私は今日塾があるのに、みんなが張り切っているからなかなか部活が終わらない。

 

というように、部活動に対する熱量のちがいで、部活動内の人間関係が崩れていくものです。

ひどいときには、部活動とは関係ない人たちも巻き込まれていくことがあります。

 

このような「温度差」が部員同士とぶつかり合い、時に大きなトラブルまで発展することも珍しくありません。

 

今この記事を読んでいる人は、どちらのタイプでしょうか。

 

◎ 部活動を一生懸命取り組みたい!試合に勝ちたい!

◎ 部活動はあくまで趣味です。もっと違うことに力をいれたい!

 

どちらもありえますよね。

 

今日の記事を読めば、どちらの人にとっても「温度差問題」について少しでも気が楽になるかもしれません。

ぜひ、最後まで読んでください。

1.あなたの中での部活動の優先順位を決める

多くの生徒が授業後の部活動に参加します。

 

そこで考えてみてほしいことがあります。

今、あなたの学生生活の中で優先順位をつけるとしたら、部活動は何番目になりますか?

 

僕が高校1年生の夏休みはこんな感じです。

 

1位・・・部活動(硬式テニス部)

2位・・・友達と遊ぶこと

 

ていうか、今考えてもこの2つ以外僕には何もなかったと思います。

これといった趣味もなく、夏休みは家と学校を往復し、肌が真っ黒になっても部活に行ってました。

 

では、高校1年生の冬はどうだったか、ちょっと考えてみると、こんな感じになりました。

1位・・・彼女

2位・・・勉強

3位・・・友達と遊ぶこと

4位・・・部活動

 

秋に彼女できたんですよねー。

文化祭マジックです。

 

しかも冬は風も強く、寒いので外でテニスする気にもなれず、優先順位が一気に下がりました。

また、2位に勉強がランクインしたのは、その時付き合ってた彼女が学年でトップレベルだったのが悔しくて、勉強してました。

ちなみに、僕が勉強を頑張るようになったきっかけはこれです笑

 

さて、本題に戻ります。

 

今、みなさんの中で部活動は何位になりますか?

 

2.自分と他人はちがうことを理解する

部活動の優先順位はでましたか?

 

1位の人もいます。

しかし、1位でない人もいます。

 

1位でない人もいます。

しかし、1位の人もいます。

 

それでいいです。

 

そして、3か月後、自分の優先順位は変わるかもしれません。

 

僕みたいに彼女ができたり、逆に別れたり

勉強に目覚めたり、後輩ができることで一層やる気に満ち溢れたり

 

多くの学生は部活動の優先順位は日々変化すると思います。

そして、同じ部活動内にいる仲間でも、優先順位はバラバラです。

 

このことを知ることが大事なのです。

 

3.大人でも同じことが起こっている

さて、部活内の温度差が生まれる原因はもうお分かりいただけたと思います。

 

部活動1位の人は

「優先順位1位じゃないやつはいても邪魔だわ!辞めちまえ!」

 

部活動1位以外の人は

「部活動はあくまで自分の中の一部でしかない、ほかにもやりたいことあるし」

 

そりゃ、意見も考え方もぶつかり合いますね。

 

残念ながら、ほぼ同じようなことが社会人でも起こります。

「仕事第一優先の人」

「仕事とプライベートを分ける人」

などなど、大人だって同じようなことで悩んでいます。

 

部活動も仕事も、

優先順位が違う人同士が共存する中でうまくやれるような心がけをしましょう。

 

4.共存するためにやってはいけないこと

全員が同じだけの熱量をもった集団はなかなかないと思います。

人はそれぞれ違うのは当たり前です。

 

その中でも、絶対にやってはいけないことを紹介したいと思います。

4-1 「排除」はしない

部員が10人いて、

5人が部活動第一

5人が部活の優先順位はそれほど高くない

という状況であれば、まぁそこまで大きなトラブルは生まれないと思います。

5対5でやっていけばいいかなと思います。

 

しかし、

8人が部活動第一

2人が部活動の優先順位はそれほど高くない

という場合、2人のうち1人が裏切ったら9対1の状況になります。

 

そうなったら、その1人がうっとおしくなります。

この1人がいなければ、表面上みんな部活動第一位になるからです。

 

しかし、絶対に「排除」してはいけません。

 

あくまで部活動は「教育活動の一部」に過ぎず、所属することも自由です。

 

たまに部活にきて、たまに休む

 

学校教育においてこれは許される状態なのです。

 

だから、「まぁ、仕方ないか」と割り切って活動するようにしましょう。

 

逆の立場も同じです。

1人だけめっちゃやる気の人がいても、その人を排除してはいけません。

 

それは「いじめ」です。

 

4-2 人は変えられない

「部活動にもっと集中しろ!部活第一になりなさい」

 

無理です。

 

人は自分で決断しない限り変わりません。

 

人は決して変えられないものとして活動する方が気が楽です。

 

だって、「俺のこと好きになれ」なんて、女の子に言っても、女子のみなさん、無理ですよね?笑

 

これは部活動だけに限った話ではありません。

相手を変えてまで関係を続ける必要はないのです。

 

5.最後に

残念なことに、

日本には「部活動第一主義を貫かせたい」と思っている教師が多数います。

 

彼らの考え方も、時代に沿っていない気がします。

 

今は自分の好きな生き方をする時代です。

 

部活動が好きなら、それを貫きなさい

 

部活動以外にやりたいことがある。でも、部活にも行きたい。

僕はこの考え方は欲張りでないと思います。

むしろ、こういった人の方が部活動を引退してからも充実した日々を送れると思います。

 

今回のまとめです

部活動の温度差が生まれる原因と、もっておくと気が楽になる考え方

◎ 部活動の優先順位は人それぞれ

◎ 人の優先順位は日々変わる

◎ お互いが共存できるようにうまく付き合っていく

◎ 他人は変えられない

◎ 自分のやりたいことを貫き通す

僕の名前は「つかさ」です。

義務教育から就職活動にかかわる人すべての支えになれるような記事を投稿しています。

極端な意見もあったりしますが、「ふぅん、そんな考え方もあるんだぁ」くらいで受け取ってくれたらうれしいです。

Twitterだけやってます。

もし悩みがあれば、ぜひご相談ください。

【学生のみかた ブログつかさ屋】

https://twitter.com/sWTtPzb4J3p7Lni

 

おすすめの記事一覧

「下着は白」というブラック校則ができた背景と社会が見直すべき校則について

自分の子どもがYouTuberになりたいと言い始めた時に親がもっておくべき考え方

「いじめ」に関して社会が見直すべきこと【前編】

「いじめ」について社会が見直すべきこと【後編】

 

大学生におすすめの記事

自分の「強み」「長所」を見つけられない就活生が心がけること、考えること

大学生のうちに経験しておくといいアルバイトの業種5選

大学に合格してからやるといいこと

 

高校生におすすめの記事

【平日編】受験勉強のスケジュールが立てられない人はまずこれをやってみなさい

【休日編】受験勉強のスケジュールが立てられない人はまずこれをやってみなさい

勉強は「時間」ではなく,「ノルマ」で立てるべき理由

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA