【即戦力?無茶言うな!】即戦力を新卒に求めることで日本の企業や学校現場が崩壊していく理由

こんにちは、つかさです。

 

みなさんはこのような言葉を聞いたことがありますか?

 

「即戦力」

 

みなさんは不思議に思ったことはありませんか?

 

「即戦力って何?」

( ゚Д゚)

 

僕はこの言葉に常に疑問をもっています。

 

たまに、

「即戦力になれるようにがんばります」(就職側)

 

「即戦力になる人材をわが社は求めています」(企業側)

など、このような発言を耳にすることがあります。

 

「いや、ちょっと待って、どっちもなんか変だよ」

( ゚Д゚)

 

今回は、僕が考える「即戦力」についてお話ししようと思います。

この記事を読めば、「即戦力」という考え方が日本をダメにしていく可能性があることを何となく感じ取ることができるかもしれません。

また、就職活動については過去にも参考になる記事を書いていますので、興味のある方はこちらもどうぞ。

【魔法の言葉は「ウイスキー」】自己紹介で失敗したくない人が心がけること

自分の「強み」「長所」を見つけられない就活生が心がけること、考えること

そもそも「即戦力」って何?

即戦力とはどのような意味で使われているかご存じでしょうか。

就活生のみなさんは、即戦力という言葉がキーワードになっている会社を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

即戦力とは、

「1から丁寧に教えることをしなくても、周りと同じように仕事をして、成果を上げること」だと思います。

 

もちろん、会社の中の環境や、必要な道具などがある場所については教える必要がありますが、スキルという面から見たら、周りと同じだけの仕事ができる人を「即戦力がある」と言うのではないでしょうか。

 

なぜ即戦力が求められるの?

多くの企業が即戦力を求めているのにも理由があります。

 

それは、研修や教育という期間を最小限に抑え、すぐにでも会社として業績を伸ばしたいというのが理由だと思います。

 

新人の教育には時間と人が必要になります。

先輩が1人で1時間あればできる仕事を、新人は先輩と一緒に覚えながら仕事をすれば1時間以上かかってしまうでしょう。

新人を1人育てるのに1人の先輩を付ける必要があり、それだけで1つの仕事になってしまうので、会社としてもこの期間を避けることができるのなら避けたいのでしょう。

 

研修についても、研修に参加したり、行ったりするだけでお金がかかってきます。

・研修をしてくれる人材の確保

 

・場所の確保

 

・時間の確保

 

・出張費や宿泊費(もちろん、研修なので会社負担のはず)

 

・研修を受けることも仕事のうちなので、その分の給与など

(研修中は会社としての仕事が進んでいるわけではないので、やはり会社にとってはデメリットでしょう)

 

以上の点を踏まえると、企業側にとって即戦力を求めることは妥当と言えるでしょう。

新卒に即戦力を求めることの間違い

では、大学4年生で新卒の人たちに即戦力を求めることはどうなのでしょうか。

 

僕はハッキリ思います。

「無理です」

( ゚Д゚)

 

だって、いくらインターンシップなどを通じで企業とかかわっていたとしても、たかが数週間程度の研修みたいなもので、仕事の本質もわかっていない人に、即戦力を求めるのには限度があると思います。

 

インターンシップなどに参加していない人はなおさら会社の仕組みや仕事の内容を理解しているはずもありません。

 

しかし、就活生は内定が取れるようにみんな口をそろえてこのように言います。

「即戦力になれるようにがんばります」

 

「いや、無理だって」

( ゚Д゚) 

 

でも仕方ありません。

このように言わないと、内定がもらえない可能性が高くなってしまうからです。

 

所詮、面接なんてその場で何とでも言える人の方が有利なのかもしれません。

 

即戦力を求めているような企業は次にお話しするような状況下に陥っているのかもしれないので、就活生のみなさんはこのような企業や会社の内定をもらう前に、少し考えた方がいいのかもしれません。

新人を教育する余裕が企業にもない

じゃあなぜ即戦力が求められるのかと言うと、企業も新人を1から教育する余裕がないのかもしれません。

 

先ほども述べましたが、もう1度確認をします。

・研修を行うほどの時間がない

 

・研修を行う人を確保できない(金銭的な理由・人材的な理由など様々)

 

・研修を行っている間にも給与は発生する

 

各企業によって異なりますが、新人が1人立ちできるまでには1年を見通しておく必要があるはずです。

1年間の具体的な流れを経験して、初めて1人立ちができると思っています。

 

この1年間をかけて企業は新人を育てる余裕がなければ、「即戦力」を求めるようになります。

 

即戦力を求めるもう1つの重要な理由

僕は企業が即戦力を求めるにはもう1つ理由があると思います。

 

それは、時間と金をかけて育てた新人が会社を辞めると、会社にとって損しかないからです。

 

あれだけのお金をかけたのに

あれだけの時間を費やしたのに

せっかく、わが社の仕事の内容を覚えて、これからって時に

 

そんな新人が辞めて、他の会社に行ってしまうことがあれば、新人教育なんてやってられないじゃないですか。

 

つまり、即戦力は入社するときのメリットだけでなく、退社するときのデメリットを最小限に抑えることもできるのです。

 

「あの人はすぐに仕事できるようになったけど、まぁうちの会社が教え込んだわけでもないし、また即戦力のある人見つかればいいかな」

( ゚Д゚)

 

みたいな感じになります。

 

企業や会社にとっても、お金と時間をかけた新人が、違う会社に転職し、バリバリ仕事をしていたらムカつくでしょう笑

 

だったら、最初から出来上がっている人を求めることは自然なのかもしれません。

転職することは当たり前の時代になってきている

それでも、転職をすることが当たり前の時代がきています。

 

1人当たり数回転職することも珍しくありません。

それだけ、今の日本人は「自分に合った仕事」を見つけることに一生懸命になる時代になってきたからです。

 

大企業の社長さんも、終身雇用制度の限界について言及した会見を開いたこともあります。

 

自分に合った仕事を見つけ、転職していくことは今後の人生で起こりうることです。

つまり、他人事じゃないってことですね。

 

その時に、自分が身に付けたスキルを活かし、即戦力となれるような会社に就職できるために、「即戦力」という言葉に飛びつくことはいいことでしょう。

なんせ、自分のやりたい仕事で、自分のスキルが即戦力になるのだからです。

 

逆もしかり。

「そろそろこの会社でやりたいことが見つからないなあ」

となれば、転職を考えた方がいいのかもしれません。

 

その時に、「この会社からたくさん学ばしてもらいました!じゃっ!」

という気持ちくらいで大丈夫だと思います。

 

「この会社でたくさんのことを教えてもらって、たくさんの人に出会ってきたから、今やめたら迷惑だよなぁ」なんて言っていたら、自分のためになりません。

 

潔く辞めることも大事です。

新卒と即戦力を分けてほしい

最後に、日本の多くの企業や公務員では即戦力を求めています。

最近耳にするのは、小中学校の先生に即戦力を求めることです。

 

新卒の大学生に学校現場で即戦力として働けるわけがありません。

しかし、実際は1年目にして担任をもち、大きな行事を運営し、保護者と面談したり、進路の話をしたりしています。

 

先ほど述べたように、新人を1人立ちさせるまでにはやはり1年かけるべきだと思っています。

そして、新人1人につき、1人の先輩をしっかりとつけるべきだと思います。

新人教育に研修や人材を確保することはもはや企業や会社では当たり前のことです。

 

それを怠っている会社や企業は必ず終焉を迎えます。

学校現場はすでに終わっています。

 

これまでに社会人として働いてきた人に即戦力を求めて採用することはいいでしょう。

 

しかし、新卒に即戦力を求めるような働き口については、今一度立ち止まって考える必要があるのかもしれません。

 

まとめ

僕自身は「即戦力」という言葉が嫌いです。

新卒の人たちは残念ながら会社のスキルが身につくような場所で勉強してきていません。

そのような人たちに即戦力を身に付ける機会がいつあったのか、日本の学校はそのようにできていません。

 

また、すでに社会人として働いていて、転職してくる人に即戦力を求める場合でも、会社独自の制度や仕組みがある以上、やはり教育や研修は必要です。

 

年齢問わず、新人は新人です。

その人たちにしっかりと時間をかけて、育てることを怠っていては、育つものも育たなくなります。

また、せっかく育てた新人が辞めてしまうことも仕方ありません。

それだけ会社に魅力を感じなかったのかもしれません。

社会全体がもっと「新人に手厚く」なっていくことが、これからの日本には必要なのかもしれません。

僕の名前は「つかさ」です。

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