こんにちは、つかさです。
先日、文部科学省が「教職員のワクチン優先接種で調整」という内容の記事が配信されました。
ワクチン集団接種、学校会場では教職員や学生も 文科相(朝日新聞ホームページ)
現在、日本では医療従事者に続き、高齢者のワクチン接種が始まりました。
一部では、権力を握った人間も接種をしているようですが、それは仕方のないことでしょう。
そして、余剰分のワクチンを学校関係者に打つことを目的として、文部科学省がこのような発表を行いました。
僕はこの記事を見て、このように思いました。
「現状のまま学校現場でワクチンなんか接種したら、学校現場が崩壊するぞ?」
( ゚Д゚)
今回は僕がこのように考えた理由についてお話ししようと思います。
また、学校関係者に向けた記事もたくさんありますので、よろしければこちらもどうぞ
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厚生労働省も認めている副作用
僕の意見としては、ワクチンや予防接種には副作用がつきものだと思っています。
体に異物が侵入するのですから、体が勝手に排除しにかかるのは当然でしょう。
厚生労働省もワクチンを接種することで副作用が発生する恐れがあることも認めています。
この副作用とは、次のようなものが挙げられます。
・アナフィラキシーショック
・接種から24時間以内に高熱が出る
・倦怠感や筋肉痛などに襲われる
・接種した方の腕がうまく動かせなくなる
↓詳しくはこちらを参照してください↓
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省ホームページ)
このように、副作用の事例は多数報告されています。
しかし、死亡リスクは極めて低く、ワクチンを接種する方がメリットがあるという結論が出ています。
これは日本だけでなく、世界中でも見られる症例や反応であり、副作用については避けられないでしょう。
学校関係者がワクチンを接種したら
次に、学校関係者がワクチンを接種したらどうなるのかについてお話ししようと思います。
おそらく、ワクチン接種は教育委員会などで決められた日程や人数が学校や学校近くの医療施設で行われるのでしょう。
また、インフルエンザの予防接種と違い、ワクチンを接種することを文科省が指示していることから、これは勤務時間内に行われる可能性が高いです。
(インフルエンザの予防接種は打つかどうかは自由なので、勤務時間外に自分で予約して接種しに行きます)
おそらく、学校現場の先生の数人ずつワクチンを接種するように指示が出るでしょう。
ところが、このワクチン接種には高熱が出たり、倦怠感や激しい筋肉痛が発生したりする副作用の例が多数報告されています。
現時点でも、担任の先生が1人でも休めば現場は大混乱する仕組みにもかかわらず、ワクチンを接種した先生が全員高熱で休むことになったら、学校現場はパニック状態になります。
その後、追い打ちをかけるかのようにほかの先生方もワクチンを接種し始めたら、学校から大半の先生がいなくなる状況ができても不思議ではありません。
文科省がやらなければいけないこと
しかし、教職員のワクチンを接種することには賛成です。
ただし、しっかりとした運営体制を整えてから摂取させることが重要になってきます。
今までの感じで行くと、学校現場や教育委員会に丸投げにする可能性が高いですが、僕なりに理想的な運営体制についてまとめてみました。
接種は金曜日に行う
副作用は1日~2日でおさまる例が多いです。
そのため、接種後に教職員がしっかり自宅で待機できるような状況をつくらなければいけません。
そのため、接種は金曜日の午後が理想的だと考えます。
臨時休校を認める
金曜日に接種することが難しいなら、教職員が接種してから数日臨時休校にすることを認めないと、教職員や学校現場が混乱します。
そもそも、膨大な学習指導要領を現場に投げつけている時点で、文科省が現場のことを少しも考えていないことはわかりますが、それでも現場の先生はなんとかやっています。
数日臨時休校にしたところで、現場の先生たちは何とかしてしまうでしょう。
しかし、接種した先生たちが学校を休んでいる状況で、ほかの先生たちだけで現場を回すことは不可能です。
オンライン学習などで無理やり授業できる環境を整えない
現在、新しい学習指導過程で現場は混乱しています。
それにもかかわらず、追い打ちをかけるかのように、「じゃあワクチンを接種した先生の教科はオンラインでなんとかつなげましょう」なんて方針を出せば、現場はパニックに陥ります。
それだけのことをできる余裕は現場にはありません。
素直に臨時休校などで対応できるような措置が必要です。
教職員がしっかりとワクチンを接種できる環境をつくろうとしていることについては大賛成です。
しかし、現行のままワクチンを接種することに対しては真っ向から否定します。
これまでの文科省のやり方は「現場で何とかしろ」というような投げかけばかりです。
今の文科省なら、すでに長時間労働や1人当たりの仕事量の異常さに対応できていないのに、「全員ワクチンを接種しましょう。でも、学校は休まないでね」ということを平気で言うと思います。
教職員が安心してワクチンを接種できるような環境がつくられることを願っています。
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