こんにちは、つかさです。
筋トレをがんばった日の夕方って、体が少しだるさを感じますよね。
あの独特な体の重さと、筋繊維が張っている感じのことです。
そんなとき、「銭湯行ってこのだるさや疲れをとりたいなー」と思ったことはありませんか?
さらに、「筋トレ後はサウナに行きたい!」と思う人はいませんか?
今回は筋トレとサウナとの関連性を、僕の経験を踏まえたうえでお話ししようと思います。
筋トレとサウナの相性は悪い?
筋トレとサウナの相性については賛否両論あるみたいです。
賛成派の意見
・血行が良くなり、疲労物質の代謝が早まる
・体温を温めることで、肝臓の機能が良くなり、筋肉の回復を早める
反対派の意見
・筋トレは筋組織を破壊する行為で、体温を上昇させたらより筋繊維にダメージがかかる
・体の疲労感に加えて、高温のサウナに入ることでさらに体に疲労が蓄積する
僕自身の経験を話すと、僕は筋トレとサウナの相性はいいかなと思っています。
その理由と、実際の僕の体験をお話ししようと思います。
筋トレとサウナの相性がいいと思う理由
そもそも、サウナの効果についてみなさんはご存じですか?
サウナは脳の活性にとてもいい影響を及ぼします。
サウナの入り方についてはこちらの記事でまとめていますので、一度ご覧ください。
【夏を制する者は受験を制する】大学受験を控えた受験生の理想的な夏休みの過ごし方
↑全然サウナに関係なさそうですが、記事内でまとめています笑
上記の記事でもまとめていますが、もう一度まとめます笑
サウナの入り方
① サウナに10~15分程度(無理はしない)に入り、体中から汗が分泌していることを確認する
② サウナを出て、汗をかけ湯などで流してからすぐに水風呂に1~2分程度入る
(もし迷惑が掛からなければ頭までつかることをオススメします。)
③ 水風呂を出たら屋外で10~15分安静にする
(寝転がる場所があれば最高)
④ (もしあれば)給水所で水をたっぷりと飲み、①に戻る
⑤ ①~④を3~5セット行う
この流れが、僕が知っている正しいサウナの入り方です。
このサウナの入り方で体に何がいいかというと、現在の環境が体にとって危機的状況であることをしっかりと知らせることです。
「え、こんなにあっつくて、冷たい環境ってやばくね?次寝るとき、たっぷり回復させないと!!」って体が認識します。
すると、その日の夜は非常に深く、良い眠りにつくことができます。
1.睡眠の質が筋肉の回復に影響を及ぼす
さて、話を戻します。
筋トレは筋組織を破壊する行為です。
そして、筋組織が回復することによって、筋トレをする前よりほんの少し筋肉を大きくします。
これを繰り返すことで、筋肉は大きく発達していきます。
そして、筋肉が一番回復する時間帯は「就寝時」です。
寝ている間に体の細胞を活性化させ、修復しています。
その睡眠がもし浅かったり、十分な量の睡眠時間がなかったりしたら、筋肉は回復するどころか、破壊されたままになってしまいます。
結果的に、せっかくがんばった筋トレが無駄になってしまうかもしれません。
そのため、破壊した筋肉をしっかり回復させるために、サウナに入ることは効率がいいと思います。
2.血液の循環がいい=栄養が体中を駆け巡る
私たちがいつも摂取している栄養素はどのようにして運ばれるかご存じですか?
例えば、筋トレをした後に摂取するプロテインについて解説しましょう。
プロテインの主成分はタンパク質であり、タンパク質はアミノ酸がたくさんつながってできている物質です。
胃や小腸でタンパク質はアミノ酸に分解されます。
分解しないと、物質の分子が大きすぎて血液中に入り込めず、体内に運べないからです。
タンパク質が分解され、アミノ酸が血液中に入り、全身に運び込まれ、必要なところでアミノ酸を使っていくのです。
筋トレをしたら、筋組織が破壊され、筋繊維はアミノ酸を要求しています。
アミノ酸を壊された筋組織にどんどん送り込むことで、筋組織は修復され、大きな筋肉に発達していくのです。
本題に戻ります。
サウナに入ると、心拍数が上昇します。
つまり、体を流れる血液がいつもに比べて早く循環するのです。
血液が早く循環するということは、筋組織にアミノ酸がどんどん運び込まれるということになります。
アミノ酸だけではありません。
破壊された筋組織はアミノ酸以外にも、炭水化物やビタミンなど、非常に多くの物質を求めています。
血液の循環を早めることで、これらの栄養素を素早く送り込むことができるのです。
ここで気を付けてほしいのは、「空腹時のサウナは危ない」ということです。
空腹ということは、体内の栄養が足りてない状態になります。
この状態でサウナに入ると、「やばい!回復させたいのに栄養がない!じゃあどっかの筋肉(タンパク質)を分解して、アミノ酸にしよう!」という動きが始まります。
すると、せっかく筋トレしたのに、筋肉を分解するはたらきの方が強くなってしまいます。
そのため、炭水化物やタンパク質などをしっかりととってからサウナに入ることをオススメします。
3.水風呂で筋肉の炎症を抑える
筋トレは何度も言いますが、筋組織や筋繊維の破壊活動です。
筋トレをした後は、筋肉が炎症を起こしています。
この炎症をそのままにしておけば、翌日に激しい筋肉痛になる可能性があります。
筋肉痛にならないことはさみしいことですが、激しい筋肉痛になることをも嫌ですよね。
水風呂は体温を下げること以外にも、筋組織を冷やすという目的で入ります。
まとめ
○ サウナに入ることで睡眠の質が上がり、結果的に筋肉の発達に良い影響をもたらす
○ 血液の循環が早まり、筋組織の回復に必要な栄養素がどんどん体中を駆け巡る
○ 水風呂で筋肉の炎症を抑え、翌日に疲労を残さない
サウナでなくても、銭湯の湯で体温を上げて、水風呂に入り、外気欲をすれば同じ効果が得られるかもしれません。
僕自身はサウナ信者なので、サウナを中心に回復活動を行いますが、サウナが苦手な人は試してみましょう。
「筋トレ」=「筋肥大」ではありません。
「筋トレ」はあくまで、筋肥大のために体にスイッチを入れるだけの行為です。
大事なのは、如何にして筋肉を回復させてあげるかということです。
サウナはその一例に過ぎません。
上手に休息をとり、効率よく筋肥大できるようにしていきましょう!
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