こんにちは,つかさです。
そろそろ4月ごろに行われた模試の結果が返ってくるのではないでしょうか。
そもそも、みなさんはこれを読んで、
「え、もうそんなに時間がたったの?」
( ゚Д゚)
と思いませんでしたか?
もし、受験勉強を必死に頑張っているのであれば、こんな感じに思うと思います。
時がたつのは早いですよ。
そして、きっと最初の模試って、思っているよりもいい結果でないことの方が多いです。
落ち込むと思います。
全力で落ち込んでください。
でも、いつまでも落ち込んでいる場合ではありません。
今回は模試で記入した志望校の合格判定が悪かった時の考え方をお話ししたいと思います。
この考え方を知っているだけで,模試のたびに気持ちがどん底まで沈むことはないかなと思います。
(もちろん,結果は現実です。それを受け止めることも大事です,)
合格判定の見方について
まず、合格判定について簡単に説明したいと思います。
模試を開催する会社によって多少違いますが、基本的には以下の通りです。
「A」判定…合格率80%以上
「B」判定…合格率60~80%
「C」判定…合格率40~60%
「D」判定…合格率20~40%
「E」判定…合格率20%以下
志望校の変更をお勧めします。
特に,E判定には心に刺さる余計な言葉がついている可能性がありますね。
ホント,腹が立ちましたよ,あの時は。
高校によって差はあると思いますが,できればB判定があるところを1校受けて,あとはチャレンジ校を受験するような進路指導が行われるのではないでしょうか。
もちろん,浪人する覚悟がある家庭は判定結果など気にせず受験するかもしれませんね。
判定が悪かった時の考え方
この合格判定はあくまで「模試を受けた日が受験本番だった場合」です。
この言葉をよく覚えておいてください。
高校3年生の4月に現役生が浪人生に勝てるわけがありません。
なぜなら,彼らは1年しっかり勉強してきて,基礎基本が身についた状態だからです。
現役生の人は高校3年生の4月の時点で基礎基本ができている人は少ないです。
これからもしばらくはC判定以下になる覚悟しておく
この現象は高校3年生の秋ごろまで続くと思ってください。
だから,夏休みや夏休み明けに受ける模試の結果も気にしすぎるのはよくありません。
大事なのは,模試を受けた時の手ごたえです。
高校3年生の春に比べて,手が付けられる問題や,採点したときに「あと少しで正解できたのに」という問題が増えてきていれば,確実に基礎基本が身についています。
そして,現役生には偏差値が爆発的に上がる現象があります。
(もちろん,必死に勉強してきた人だけに起こる現象です。)
偏差値が爆発的に上がったとき,浪人生と肩を並べるか,それ以上の学力が身についていれば,現時点や夏の模試でE判定でも,現役合格する可能性があります。
僕も,夏の模試でE判定だった大学に最後は合格しました。
(ちなみにセンター試験での結果はC判定だったので,2次試験で取り返せたのだと思います。)
現役生が最初からA,B判定をとることは難しいです。
むしろ,取ってしまったらその人は努力する目標を早くから失うことになります。
(自分はもっとレベルの高い大学を目指そうと思わない限り,そういった人たちは努力することを怠ります。)
受験勉強当初から秋ごろまでの判定結果は,あくまで「そのときが受験本番だったら」です。
受験本番までに偏差値を上げればいいだけの話です。
それでも,E判定はやはり心に刺さります。
「偏差値が爆発的に上がらなかったら…」
「自分には勉強の才能がないのかもしれない…」
そう思って当然です。ですが,この不安な状況でも立ち向かえる人が最後には勝ちます。
これからの勉強について
とは言っても、いつまでもE判定でいいというわけではありません。
脱却するために、勉強をしなければいけません。
模試の結果の使い方
模試の結果には、自分の弱点とする箇所や特に点数が取れていない分野について記述されていると思います。
悔しいとは思いますが、まずはその結果をしっかりと読んでください。
そして、その内容に関する分野の問題の基本問題から解いてみましょう。
基本問題ができたら応用問題に挑戦し、苦手を克服しましょう。
そして、ここでもう一回模試の問題を解いてみてください。
模試を受けたときよりも点数が取れるのであれば、上出来です。
模試よりも点数が下がることがないようにしたいですね。
また、模試を受ける前と受けた後のことについては、こちらの記事をご覧ください。
【模試を受ける前に知っておけばよかった…】模試を最大限に生かすために必要な心がけ
【模試のあとは休んでる場合じゃない!】模試当日の夜に受験生がやるべきこと
まとめ
模試の合格判定が思っていたよりも悪かった時に、次のように考えましょう。
・合格判定の基準は「模試を受けた日が受験本番だった場合」のもの
・基礎基本ができている浪人生と同じ土俵に立つことは現時点では不可能
・勉強を必死に続けていれば、いつか伸びると信じる
・模試の結果に書かれている自分の弱点を克服する
・今一度、模試の問題を解いてみる
模試はやはり使い倒してなんぼです。
模試には高いお金がかかっています。
分析結果などもしっかりとよんで、次の模試につなげましょう!
僕の名前は「つかさ」です。
義務教育から就職活動にかかわる人すべての支えになれるような記事を投稿しています。
時には僕の趣味について語ったり、趣旨から脱線したりもします。
極端な意見もあったりしますが、「ふぅん、そんな考え方もあるんだぁ」くらいで受け取ってくれたらうれしいです。
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