こんにちは、つかさです。
この記事は次の項目当てはまる人に向いています。
- 模試を最大限活用して、志望校合格を目指したい人
- 模試を受けた後、何をすればいいのか知りたい人
- 偏差値をしっかり上げたい人
みなさんは模試を受けた後に、模試の問題や解答・解説をどのようにして活用していますか?
模試は大学受験用や高校受験用によって異なりますが、1回の受験にかなりのお金がかかっています。
おそらく、自分でバイトをしたお金などではなく、保護者に払ってもらっている人ばかりだと思います。
そのお金を無駄にしないようにするために、そして模試を使い倒すために、今回は次の2点について解説します。
今回の記事で解説すること
✅模試が終わった直後に行うべき3つのこと
✅模試から1か月経過した後にやるべき2つのこと
今回の記事を読んで実践した人とそうでない人では、受験本番時の偏差値に大きな差ができると思います。
ぜひ、最後まで読んでください。
ただし、今回の記事は「共通テスト向けの模試」を意識して記事を作成しています。
二次試験を意識した「記述式の模試」には当てはまらないこともあるので、ご了承ください。
また、模試の判定がE判定で志望校を変更しようか迷っている人に向けて、過去に記事をまとめています。
興味があればぜひ読んでください。
【E判定からひっくりかえせ!】模試で結果が悪かった時の考え方と、これからについて
目次
模試が終わった直後に行うべき3つのこと
はじめに、模試が終わった直後に行うべきことについて、次の3点を解説します。
自己採点をする
自己採点をする理由は2つあります。
①共通テスト本番も自己採点が必要だから
②間違っている箇所をすぐに把握する必要があるから
共通テスト本番も自己採点が必要
共通テストの結果が明らかになるのは、共通テストを受験した年の4月以降です。
そのころには受験は終わっています。
そのため、自分が共通テストでどれほどの点数なのかを知るには、自己採点するしかないのです。
そこで、模試を利用して、自己採点を完璧に行うための練習をしなければいけないのです。
たとえば、自己採点では「合計700点だ( ゚Д゚)やったぁ( ゚Д゚)」と思っていても、実際の点数が「合計670点」だったら、どうでしょうか。
30点差は非常に大きく、大学受験なら志望校を変更するレベルです。
模試を受けるたびに自己採点をして、自己採点の点数と本当の点数が一致するように練習をする必要があります。
間違っている箇所をすぐに把握する必要がある
後ほど解説しますが、模試当日の夜には、自分ができなかった箇所を把握する必要があります。
- 自信をもって解答した問題が正解なのか
- たまたま正解しただけなのか
こういったこともしっかり把握する必要があります。
自分の苦手な箇所を把握する
自己採点を終えたら、自分の弱点を把握しましょう。
どんなことにおいても、「自己分析」は非常に大切です。
できるだけ具体的に弱点を見抜きましょう。
たとえば、僕の場合は物理が苦手でした。
模試の結果を受けて、物理の中でもさらに苦手な分野は「電気」でした。
「あぁ、今回の模試も物理できなかったわぁ(´Д`)」で済ませるのではなく、「僕は物理の中でも、電気の分野が苦手なのかぁ(´Д`)」と、具体的に把握することが大切です。
僕の個人的な意見ですが、苦手な分野で満点を目指す必要はないと思っています。
苦手な分野は「平均点」を目指し、得意教科でガッツリ点数を稼ぐ方が効率が良いと思っています。
でも、どこが苦手なのかを具体的に分析できなければ、この方法をとることができません。
自分が苦手とする分野をできるだけ具体的に把握して、次回の模試や本番につなげましょう。
手が付けられなかった問題を解きなおす
きっと、多くの人が「この問題意味わかんねぇ( ゚Д゚)」と感じる問題が模試では出題されるでしょう。
模試当日は問題冊子に加え、解答・解説が書かれた冊子も一緒にもらうと思います。
試験時間に頭をフル回転させて考えた問題は、その日のうちに解決させましょう。
そうすることで、同じような問題が今後出題された場合、解くことができる可能性が高まります。
- 試験中にどうやって考えていたのか
- どの部分の知識が足りなかったのか
- あと一歩足りなかったところは何か
こういったことを考えながら問題と向き合えるのは、模試当日の夜か、次の日くらいです。
それ以上時間が経過してしまうと、自分が何を考えて問題を解いていたのか忘れます。
忘れてしまうと、その問題に対する理解度が下がってしまい、もったいないです。
できる限り模試当日の夜にわからなかった問題を解きなおしてみましょう。
Point
【模試が終わった直後に行うべき3つのこととは】
- 模試の結果の点数と自己採点の点数が完全に一致するように、必ず練習しておく。
- 自己採点をもとにして、自分の弱点を見抜き、次につながるような勉強を計画していく。
- できる限り模試当日の夜にできなかった問題を解きなおし、次につなげる。
模試を最大限活用するには、さらに1か月後にもやることがあります。
ここまでやって、初めて「模試を最大限活用する」ことができます。
このことについて、続けて解説します。
模試から1か月経過した後にやるべき2つのこと
模試を受験してから1か月後にやるべきことについて、次の2点を解説します。
すべての問題を解きなおす
もう一度、すべての問題を解きなおしてみてください。
模試当日の夜に解きなおして理解できた問題も、1か月もすれば忘れてしまいます。
本当に問題の本質を理解しているのであれば、1か月経っても解けるだろうし、解けなければ「わかった気」になっていただけかもしれません。
このことを図るために、1か月後にもう一度模試の問題を解く必要があるのです。
(問題冊子にある程度メモなどが書かれているかもしれませんが、上手に問題を解いてみましょう)
問題を解いた後に、次の2点を意識して振り返りましょう。
- 模試当日にできていなかった問題が、できるようになっているか
- 模試当日にはできていたのに、なぜか今はできなくなっていないか
模試当日にできていなかった問題ができるようになれば、成長している証拠です。
また同じ問題がわからなければ、もう一度復習しましょう。
それを繰り返すことが勉強です。
問題は2つ目の「模試当日にはできていたのに、なぜか今はできなくなっていないか」です。
たまにあることで、模試当日はなぜか閃いたのに、改めて解いてみると、解けなくなる現象です。
模試当日って、不思議と覚醒していることが多くて、普段できないような問題もできてしまう場合があります。
このような現象のことを、僕は「覚醒解答」って言ってました笑
覚醒解答は受験本番でできるかどうかわからないので、覚醒した状態でなくても、解けるようにしなければいけません。
このようなことを把握するためにも、やはり模試の問題は1か月後にもう一度説く必要があります。
英語の文章を読み物として読む
今度は問題を解くのではなく、模試で出題された英文を「読み物」として読んでみましょう。
模試で出題された英文は、英文を読む練習にものすごく適しています。
解答&解説を読んで、なんとなく内容を知っている状態で読む英文は、速読の練習に打ってつけです。
英文中に知らない単語があっても、内容をなんとなく知っているから、単語の意味が分からなくても読めると思います。
学校の教科書に書かれた英文は、受験本番に出題される英文に比べておそらく文章量が少ないです。
受験本番を意識した英文量に慣れるために、模試で出題された英文の方が、速読の練習には適しています。
ただし、この練習は模試が終わってから1か月後に行ってください。
あまりに早くから始めてしまうと、先ほど解説した「もう一度すべての問題を解く」ということが英語だけできなくなってしまうからです。
ちなみに、僕は1か月後に解きなおした後なら、模試の英文はいつでも読む練習に使っていました。
Point
【模試から1か月経過した後にやるべき2つのこと】
- すべての問題をもう一度解き、模試当日にできなかった問題が解けるようになっているかを確認する。また、覚醒解答が見つかれば、それについても再び復習していく。
- 模試で出題された英文は、受験本番を意識した文章量なので、速読の練習に使うと非常に効果的である。
まとめ【模試を使い倒して、偏差値を伸ばそう】
今回は次の2点について解説しました。
今回の記事で解説したこと
✅模試が終わった直後に行うべき3つのこと
✅模試から1か月経過した後にやるべき2つのこと
模試当日の夜が一番大事
模試は受験本番ではありません。
模試を利用して、受験本番までに勉強の計画を立てていくことが大切です。
- 自己採点を完璧にできるようにする
- 自分の弱点を把握する
- できなかった問題を理解できるまで解く&考える
たぶん、模試当日の夜が一番実りある勉強だと思います。
疲れているからと言って後回しにせず、模試当日の夜は復習するようにしましょう。
受験本番まで模試の問題や結果は大事にとっておこう
模試から1か月が経過したら、再び問題を解いて、本当に自分がレベルアップしているのかを確認しましょう。
また、受験本番まで模試の問題は大事にしまっておいてください。
僕は今回の記事で、「模試の1か月後にもう一度解いてみよう」と解説しましたが、僕自身は「2か月後」も「3か月後」も、できなかった問題については何回も解きなおしています。
ここまで模試を使えば、高いお金を払った分の価値が見出せると思います。
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僕の名前は「つかさ」です。
大学受験、就職活動、アルバイトの面接でさえ、第一希望を獲得したことがない人生を送ってきました。
しかし、僕にはどんな道に進んでも自力で学び、楽しめる才能をもっているって最近気づきました。
モテるために筋トレをしています。知識豊かになるために読書もします。
投資もしてます。
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