こんにちは、つかさです。
● 1時間以上のトレーニングが筋肥大にとって良くない理由を知りたい人
● トレーニングをだらだらやってしまいがちな人
みなさんのトレーニング時間は毎回どれくらいでしょうか。
僕は現在スポーツジムに通っていて、週3回程度筋トレをしていて、基本的に1時間以内でトレーニングを終わらせます。
これにはちゃんとした理由があります。
実は、筋トレは1時間以上行うと、トレーニングの効果が得られにくく、むしろ筋肉分解が進行してしまう恐れがあるのです。
そこで、今回の記事では次のことについて解説します。
● ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌される
● オーバーワークになり、筋肉の分解が優先される
● 集中力が続かなくなる
● 本能が筋トレを「イヤなもの」と認識してしまう
今回の記事を読めば、筋トレをする時間は1時間以内の方が体に良いことが理解できます。
ぜひ、最後までご覧ください。
また、僕はあくまで「1時間以内」のトレーニングをおすすめするのであって、「トレーニングはほどほどに(=゚ω゚)ノ」という考えではありません。
1時間でガッツリ追い込めるだけ追い込むという考え方に基づいて解説します。
目次
筋トレ1時間の定義
記事の本題に入る前に、僕が考える「筋トレを1時間する」の定義をお伝えしようと思います。
「筋トレを1時間する」というのは、セット間の休息時間も合計して、ウォーミングアップから最後のセットまでの時間を表しています。
つまり、僕が今回の記事で「筋トレは1時間以内に終わらせるんだ!」という言葉は、基本的にジムに入ってからジムを出るまでの時間のことです。
このことを前提としたうえで、今回の記事を読んでもらえたら幸いです。
筋トレを1時間以上行うと起こる体の4つの変化
なぜ僕が「筋トレを1時間以内に終わらせよう」と主張するのかというと、体は筋トレを始めてから「1時間」を境目にストレスホルモンを発生させたり、急に疲労感を感じたりするようになるからです。
筋トレを1時間以上行うと起こる体の変化について、次の4点を順番に解説します。
● オーバーワークになり、筋肉の分解が優先される
● 集中力が続かなくなる
● 本能が筋トレを「イヤなもの」と認識してしまう
ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌される
筋トレは体にものすごい負担のかかる運動の一種です。
日常生活で10回しか動かせないような重量を持ちあげるということはほとんどないと思います。
体にそれほどの負荷がかかることはストレスにつながります。
このストレスを受け続けると、体から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
コルチゾールが分泌されるタイミングは体が強い負荷を受けてからおよそ1時間程度経過してからである。
体内で生成されたコルチゾールを代謝するために、体内では様々なことが行われるが、そのうちの1つに筋肉の分解が促進される過程がある。
コルチゾールが分泌されると、トレーニングの動作に集中できなくなったり、トレーニング後にひどく疲れを感じたりする可能性があります。
筋トレは重量にもよりますが、集中力を切らせば大きなケガにつながる恐れもあります。
また、筋トレによって筋肥大を目指している人にとって、コルチゾールを分泌させることはできるだけ抑える必要があります。
コルチゾールの発生や体に大きなストレスがかかったときには、体内で筋肉を分解してグルタミンを生成します。
筋トレをしているのに、筋肉が分解されるというのは本末転倒です。
グルタミンについては過去にまとめていますので、こちらも合わせて読んでもらえると嬉しいです。
【グルタミンは風邪予防に効果あり】筋トレをしない人もグルタミンを飲んだ方が良い理由とはオーバーワークになり、筋肉の分解が優先される
1回のトレーニングが長時間にわたったり、筋肉に負荷を掛けすぎたりすると、「オーバーワーク」という現象に陥ることがあります。
たとえば、このようなトレーニングメニューを行ったことはありませんか?
① ウォーミングアップ 20kg×10
② ウォーミングアップ2 40kg×10
③ ウォーミングアップ3 60kg×10
④ 本番セット 70kg×10
⑤ 本番セット2 70kg×10
⑥ 本番セット3 70kg×7
ここで、重量を軽くすればもっとできると思ってしまう
⑦ ドロップアウトセット 50kg×10
⑧ ドロップアウトセット2 40kg×10
⑨ ドロップアウトセット3 30kg×10
冗談抜きで、こんな感じでトレーニングしている人をスポーツジムで結構見かけます。
そして、このあとダンベルフライとかやってるんですよ?
そりゃあ、オーバーワークになるし、トレーニング時間もだらだら長くなってしまい、コルチゾールがどんどん分泌されます。
ちなみに、僕なら①、③、④、⑤で終わりです。
そして、この日はもう大胸筋のトレーニングはしません。
集中力が続かなくなる
筋トレは1セットごとの集中力が非常に大切です。
● ケガをしないように、腰の状態や手首の角度に気を付ける。
● 時には重量を追い求めるトレーニングで、バーベルやダンベルにつぶされないように全集中する。
先ほども解説した通り、筋トレは一歩間違えると大ケガに繋がる運動です。
1時間以上経過すれば、コルチゾールなどの発生や疲労感によって、トレーニングに対する集中力が切れることもあります。
その状態でのトレーニングは非常に危険です。
ケガをしてしまえば、筋トレを続けることができない体になる可能性もあります。
本能が筋トレを「イヤなもの」と認識してしまう
人間の体には「本能」と「理性」があります。
本能…動物が先天的にもっている行動様式。筋トレの場合、「トレーニングなんかしたら体が痛いし、疲れるからいやだ( ゚Д゚)」と感じること。
本来、筋トレは人間にとって「イヤなもの」なはずです。
なぜなら、体は疲れるし、筋肉が傷つけば動きが鈍くなるからです。
しかし、多くのトレーナーは理性の方が強いので、「筋トレしたい(=゚ω゚)ノかっこいい体になりたい(・∀・)」という気持ちの方が勝って、トレーニングすることができます。
しかし、1時間以上もトレーニングするような生活をずっと続けていると、本能は「もうそろそろやめてよ( ゚Д゚)」と脳に指令を出します。
しかし、理性が強すぎる人はそれを無視して、トレーニングを続けます。
この状態が続くと、トレーニングが「イヤなもの」と脳が認識してしまいます。
すると、筋トレしても思うように結果が出なかったり、いつも持ち上げることができる重量を扱えなくなったりするようになります。
1時間以上のトレーニングは本能に「トレーニングはイヤだ」と思わせてしまう恐れがあります。
● 体からコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、身体機能が低下する恐れがある。
● 集中力が続かなくなり、ケガの要因になったり、トレーニングの質が低下したりする。
● 時には重量を追い求めるトレーニングで、バーベルやダンベルにつぶされないように全集中する。
● 本能的にトレーニングが「イヤなもの」になってしまい、体と心のバランスが崩れて、いつも扱える重量が持ち上げられなくなることもある。
まとめ
今回は次のことについて解説しました。
● ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌される
● オーバーワークになり、筋肉の分解が優先される
● 集中力が続かなくなる
● 本能が筋トレを「イヤなもの」と認識してしまう
トレーニングがメリハリをもって1時間以内がベスト
スポーツジムでトレーニングしている人の目的は様々ですが、多くの人が筋肉を付けて、かっこいい体を目指したり、引き締まった体を手に入れたりしたい人たちだと思います。
しかし、1時間以上トレーニングをすることは、その目的と逆行する現象が体内で起こってしまいます。
筋肥大したいのに、筋肥大できない状況を自ら作り出しているのはもったいないですよね。
トレーニングはメリハリをもって、短時間で追い込むようにしましょう。
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僕の名前は「つかさ」です。
大学受験、就職活動、アルバイトの面接でさえ、第一希望を獲得したことがない人生を送ってきました。
しかし、僕にはどんな道に進んでも自力で学び、楽しめる才能をもっているって最近気づきました。
モテるために筋トレもします。知識豊かになるために読書もします。
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