こんにちは、つかさです。
みなさんは模試を受けたあと、どうしていますか?
受験生にとっては非常に高額なお金が1回の模試で支払われています。
多くの受験生はおうちの人に払ってもらっていると思いますが、この模試を無駄にしないようにするために、模試が終わったら必ずやってほしいことがあります。
今回は模試を使い倒す方法についてお話ししたいと思います。
この記事を読めば、せっかく受けた模試を無駄にせず、しっかりと模試を最大限活用する方法が身につくはずです。
また、この記事を見ている人たちはすでに模試を受け終わっているかもしれませんが、今後も何回か受験すると思います。
模試を受験する前に読んでおくといい記事についてもまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。
【模試を受ける前に知っておけばよかった…】模試を最大限に生かすために必要な心がけ
0.家に帰ってから確認すること
基本的に模試では受験科目が終了した後、解答と解説をもらうはずです。
確実にすべてそろっているかを確認しましょう。
今からお話しする内容には、絶対に解答・解説が必要です。
1.自己採点をする
基本中の基本ですね。
よくあるのは、制限時間があと少しになり、とりあえず適当に解答をマークするときに、自分が何にマークしたかチェックしないことです。
慌てると忘れるんですよね。
自己採点は練習しないといけません。
なぜなら、本番の共通テストは「自己採点」をもとに、受験する大学を決めるからです。
(共通テストの結果が開示されるのは4月ごろです。しかも自分の結果を知るためには、受験料とは別に追加料金がかかります。)
もし、自己採点で「700点」でも、マークミスや自分が何をマークしたのか曖昧であれば、本当は「670点」かもしれません。
30点の差は大きいです。
受験する大学を変えるレベルです。
そのため、自己採点と模試の結果の点数が一致しているか毎回確認しましょう。
2.その日のうちにできなかった問題を解きなおす
自己採点して、
- 「数学は○○点だった!」
- 「英語は前よりも上がった!」
- 「あれ、こんなに国語取れなかったのかぁ。残念!」
と、浮かれるだけで終わらせてはいけません。
ここからが非常に大事になってきます。
自己採点しているときに、
「この問題は正解までたどり着けなかったなぁ」
「あと少し時間があればこの問題はできたのに…」
と思う問題があったでしょう。
試験中に脳をフル回転させて、それでもできなかった問題をその日中に理解しておくことが重要です。
一生懸命考えた脳は答えを求めています。
集中して考えた問題は解説をしっかり読んで理解することで、印象に残ります。
次に同じような問題と出会ったときに、できることが多くなります。
ここで重要となるのは、できる限り模試の日の夜にやることです。
一度寝てしまうと脳はリセットされるので、次の日にやっても印象に残りにくくなってしまいます。
そのため、その日中にわからなかった問題を解きなおしましょう。
ただし、量が多ければ、特に印象に残った問題にしておきましょう。
模試を受けた日の脳はお疲れモードです。
無理に追い込みすぎても、逆効果になりかねません。
国語や英語などではなく、計算問題などをおススメします。
3.1週間後にもう一度問題を最初から解く
模試の当日の夜や、その次の日で解答・解説を見ながらすべての教科を網羅して、「はい、終了!」ではありません。
大事なのは、本当に問題の解き方をしっかりと理解しているか、知識は身についているかということです。
1週間後にもう一度、全教科を最初から解いてみてください。
きっと、全問正解できません。
人間は忘れるようにできています。
だから思い出す必要があります。
ここでもできなかった問題が自分の「弱点」です。
1週間後に解けなかった問題を2週間後に解いてみましょう。
これをできるまで繰り返します。
そうすれば、模試と同じような問題が本番で出ても、解けるはずです。
4.2か月後に解いてみる
また解きます。
今度は2か月後です。
「うわ、なんだっけ、この単語…。しかも、模試受けた時と同じ単語で躓いている…」ということはよくあります。
その時に、「あぁ、自分はやっぱりバカなんだな」と思わないでください。
何度でも言います。
人間の脳は忘れるようにできています。
一発で覚えられる人は才能をもっています。
しかし、多くの人はそんな才能をもっていません。
僕もすぐに忘れるタイプだし、今ここでお話ししているのは僕の実体験に基づいているので、僕も才能ない人です。
もし、「いや、やっぱり自分はバカだ」と思ってしまうなら、
そう思って悔しい思いをするのであれば、その気持ちを勉強にぶつけてください。
このように、模試を忘れたころに解いてみることで、確実に知識や解き方が身についていくのです。
5.模試の英文は「読み物」として読んでみる
英語だけの話にはなってしまいますが、英語の問題にある英文を読み物として扱うことをお勧めします。
解答・解説を見たことで、英文の概要はある程度把握できていると思います。
このように、何となく意味が分かっている英文は速読の練習に非常に役に立ちます。
英文中の英単語の意味をすべて覚えている必要はありません。
むしろ、程よく知らない単語が入り込んでいる英文の方が速読の練習には良いです。
たまに模試で解いた英語の英文を読んでみる練習をしてみましょう。
ここで大事にしてほしいのは、「英文をいちいち日本語に訳すのではなく、英文のまま意味を読み取る練習する」ということです。
例えば、
【I have a pen.】という英文は日本語に訳すと、【私はペンをもっている】です。
英文でいちいち正しい日本語にしていたら切りがありません。
だから、こんな感じで訳せるようになってください。
【私 持ってる ペン】
これでも意味は理解できるでしょう?
これを練習するだけで、驚くほど英語を読むのが早くなります。
英文を英文のまま読む。
その練習として、模試の英文は最適なのです。
たまに、本を読むかのように、英文を読んでみましょう。
何回同じ文を読んでも構いません。
英語が苦手な人はぜひ取り入れてみてください。
いかかでしたか?
模試は使い倒さなくては意味がありません。
模試を受けっぱなしはお金の無駄遣いです。
模試を捨てるのは、その年の受験が終わってからです。
それまでは大切に保管しておきましょう。
たしかに、量も多いし、重いし、今の僕ならスキャナー欠けて全部捨てます笑
しかし、受験生のみなさんは模試を大事に取っておいて、何度も解きなおして、確実に学力を身に付けるための道具としましょう!
僕の名前は「つかさ」です。
義務教育から就職活動にかかわる人すべての支えになれるような記事を投稿しています。
極端な意見もあったりしますが、「ふぅん、そんな考え方もあるんだぁ」くらいで受け取ってくれたらうれしいです。
Twitterだけやってます。
もし悩みがあれば、ぜひご相談ください。
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