【挫折しそう!】独学が難しい2つの理由と独学を継続できる3つの方法とは

こんにちは、つかさです。

この記事は次の項目に当てはまる人に向いています。

  • 独学で勉強する方法がわからない人
  • 独学で勉強するときに気を付けたいことを知りたい人
  • 独学は「問題を解きまくればいい!」と思っている人

みなさんは何か資格取得や自分のキャリアアップのために勉強をしていますか?

社会人になるとお金をかけてセミナーに通ったり、本屋に行って勉強するための教科書を買ったりする必要があります。

中でも、自分一人の力で勉強する「独学」は、強い意志がなければ最後までやりきることが難しいです。

はじめは独学に挑戦しても、「独学って難しすぎる( ゚Д゚)誰か助けて( ゚Д゚)」と挫折してしまい、そのまま勉強をやめてしまう人が多いです。

そこで、今回は次の3点について解説します。

今回の記事で解説すること

✅独学が難しい2つの理由

✅独学をするときに意識したい3つのこと

✅独学を挫折せずに最後までやり切りたい人に伝えたいこと

今回の記事を読めば、「なんで独学ってこんなに難しいんだぁ(´Д`)」と落ち込まずに、「独学が難しいのは当たり前だよね」と気持ちが切り替わります。

また、独学を最後まで続けるコツや考え方を知ることで、資格取得まであきらめずに続けることができるかもしれません。

ぜひ、最後まで読んでください。

独学が難しい2つの理由

「僕は頭悪いから独学なんて無理だぁ…」と思って、独学をあきらめてしまう人って結構多いのではないでしょうか。

なぜ独学が難しいのかみなさんは知っていますか?

様々な意見はあると思いますが、僕は現在の日本の教育に問題があると考えています。

これから次の2点について解説します。

日本には特有の「板書文化」があるから

みなさんは学生のころ、授業中にどのようにノートをとっていましたか?

「先生が黒板に書いた内容を書き漏らさずに、完璧に写す(=゚ω゚)ノ」

という人が大多数ではないでしょうか。

なぜなら、学校の先生は「ノート点検」的なことをして、ちゃんと書いていないと低い評価を与えることがあるからです。

この文化が日本の学習に対する取り組みをかなり制限していると僕は考えています。

  • 板書をすれば勉強した(授業を受けた)気になれる
  • 板書をすることを目的としてしまう
  • 先生が書いたとおりにノートを書く作業に専念しているので、自分の学習の軌跡がわからない

本来、授業や講義とは「自分がこれまで知らなかった新しい考え方・知識」を身に付ける時間です。

しかし、日本は小学校低学年から「先生が書いたとおりにノートをとる」ことを訓練されます。

仕方のないことですが、授業規律を守らせることや周りに合わせることを優先する文化である日本において、子どもは「先生が書いたとおりにノートをとる」ことが「大切である」と感じて成長してしまうのです。

そのため、授業の内容を理解するのではなく、「黒板に書かれた内容を書き写す」ことに必死になってしまうのです。

「理解すること」に慣れていない人が多いから

個人的な意見ですが、日本の義務教育は学習する内容や範囲が広すぎます。

そのため、時間に余裕がなく、1日の中でゆっくり思考を巡らせる時間がありません。

そのため、日本人は「暗記」に特化した学習方法を獲得しやすいです。

外国の人が「何で日本人は九九を9の段まで暗記しているんだ!」とほめるほどです。

日本では「理解する」ことをしなくて、「暗記する」だけでそれなりの大学に進学できてしまいます。

しかし、独学とは自分から進んで勉強をして、「暗記」ではなく「理解を深める」ことが大切な勉強です。

暗記に頼りやすい人の多くが、独学をなかなか進めることができない原因の一つかもしれません。

「暗記」と「理解」について詳しくまとめた記事がありますので、興味があれば併せて読んでください。

【マイナス×マイナスがなぜプラス?】『暗記』と『理解』のちがいとは何か

Point

【独学が難しい2つの理由とは】

  • 板書文化の影響で、理解することよりもノートを正確に書くことを重視した学習が中心になっているので、自分から進んで勉強する方法を知らない人が多い。
  • 暗記重視の日本教育の影響で理解を深める方法がわからず、独学になると「暗記」だけでは太刀打ちできない。

僕は現在、FP3級取得のため、独学で勉強をしています。

また、僕は学生時代のころにセンター試験(現在の共通テスト)の地理を独学で勉強しました。

その経験を踏まえて、独学するときに意識したいことについて続けて解説します。

独学をするときに意識したい3つのこと

僕が独学で意識していることは次の3つです。

勉強のノルマを「時間」から「範囲」に変える

勉強のノルマを時間にする人って結構多いと思います。

Twitterでも、こんなことがよくつぶやかれています。

  • 今日は1時間勉強しました!
  • 今日は全然時間なかったから、30分しか勉強できなかった…
  • 5分で暗記できる教材が欲しい人はDMください(営業)

でも、僕は勉強は「時間」を気にするのではなく「範囲」を気にした方がいいと思っています。

①今日はここからここまで理解するぞ!

②たぶん、1時間くらいかかるかなぁ

→30分で終わっちゃったけど、ノルマは達成したからいいかな

→1時間半かかっちゃった!

勉強にかかりそうな時間はそのうちわかるようになってきます。

大事なのは、その日の勉強で何を学んだかを把握できているかどうかです。

授業やセミナー・講座などを受ければ、講師の方が時間内に完了する学習範囲を決めてくれるので、「今日は○○を学んだなぁ」と感じやすいです。

しかし、独学の場合は自分で範囲を計画して勉強を進めなければいけません。

勉強のノルマを時間にしてしまうと、中途半端な箇所で終わっても「1時間経過したから、おわろーっと」と、気持ちが切れてしまいます。

だからこそ、勉強は「範囲」で計画した方がいいのです。

理解できるまで調べ上げる

勉強しているときに「どういう意味?意味わからんのだけど」と思う内容が出てくることって結構ありますよね。

例えば、FP3級の教科書にこんなことが書かれているとします。

インフレを抑えるには金利を上げるという方法がある

教科書にこの一文しか書いていないとすると、「なんで?なんで金利を上げるとインフレが抑えられるの?」と思いますよね。

(むしろ、思ってください。ここで『ふーん』と流してしまうような勉強はよくありません。)

そのときには、スマホなどを使って調べてください。

金利を上げるとお金を借りる人が少なくなり、市場に出回るお金が少なくなるから、インフレが収まる

どんな解釈でもいいですが、自分が納得できるまで調べましょう。

そして、調べたことは必ず教科書やノートにメモしましょう。

独学の場合、一から丁寧に説明してくれる人がいません。

自分から知識をつかみ取りに行くことが大切です。

YouTubeを活用する

最近では、YouTubeに授業や解説をしている動画がたくさんアップロードされています。

その人たちの授業などを活用するのもいいでしょう。

この方法は「本屋で売っているような教科書だけで勉強することが苦手な人」に適しています。

僕も学生時代のころはこのタイプでした。

大学受験のために、地理の勉強を独学したのですが、本屋で教科書を買っても勉強の仕方がよくわからなかったので、YouTubeで地理の授業をしている人の動画をひたすら見て、ノートをとっていました。

ただし、有料の教材やセミナーの情報は信頼性が高いですが、YouTubeはだれでも投稿できてしまうので、信頼性は低いです。

その点には気を付けましょう。

Point

【独学をするときに意識したい3つのこと】

  • 独学は時間よりも範囲でノルマを立てた方がいい。
  • 独学は講師や先生がいないので、丁寧に解説されていない箇所や「なんでこうなるの?」と思った個所は自分で徹底的に調べる。
  • YouTubeなどに挙げられている授業動画を参考にしてノートをとることも良い。ただし、情報の信用性は低い。

独学を挫折せずに最後までやり切りたい人に伝えたいこと

独学ってめちゃくちゃ大変です。

セミナーや授業を受ける場合は、周りに同じことを目標にしている仲間がいるので頑張ることができます。

しかし、独学は自分との戦いです。

独学を最後まで挫折せずにやり切りたい人は「学ぶ楽しさ」を実感してほしいと思います。

「試験に合格しなきゃ!」というよりも、「あ、だから社会ではこんな政策が行われているのか!」と気づくことに「楽しさ」を感じてください。

試験に合格するために勉強をするのかもしれませんが、勉強する本当の目的は資格という「肩書」ではなく、「知識を深める」ことが重要です。

自分が新しい知識を獲得していくことに楽しさを感じることができれば、きっと最後までやりきることができると思います。

まとめ【独学は自分との闘い】

今回は次の3点について解説しました。

今回の記事で解説したこと

✅独学が難しい2つの理由

✅独学をするときに意識したい3つのこと

✅独学を挫折せずに最後までやり切りたい人に伝えたいこと

「理解する」ことを心がける

本屋で販売されている教科書などを使って独学で勉強する場合、教科書を丸写しするのではなく、「理解」した内容をノートに取りましょう。

暗記して試験を通過するよりも、理解を深めることを優先して勉強しましょう。

独学は自分との闘い

自分に厳しく、これまでの学生生活で一生懸命勉強してきた人たちであれば、きっと独学でも最後までやり切ることができるでしょう。

そうではなく、学生のころは全然勉強せず、学校から与えられた課題も満足にできない人たちが独学で勉強することは非常に大変です。

そういった人たちは、素直にセミナーや講座を申し込みましょう。

独学が向いている人がいれば、そうでない人もいます。

自分に合った勉強方法を見つけてください。

独学を完走できるのは、学生時代に一生懸命勉強をがんばってきた人たちだと思います。

 

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僕の名前は「つかさ」です。

大学受験、就職活動、アルバイトの面接でさえ、第一希望を獲得したことがない人生を送ってきました。

しかし、僕にはどんな道に進んでも自力で学び、楽しめる才能をもっているって最近気づきました。

モテるために筋トレをしています。知識豊かになるために読書もします。

投資もしてます。

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