こんにちは、つかさです。
筋トレを始めたばかりの頃って、「僕はまだ初心者なのかな」、「いつになったら中級者になるんだろう」、「早く俺も中級者になりたいぜ(=゚ω゚)」と思いませんか?
でも、「筋トレ中級者」ってどんな人のことを言うのか。
こればかりは人によって考え方に違いがあると思います。
この記事では、僕が考える筋トレの「初心者」と「中級者」の境目についてお話しようと思います。
*目次*
はじめに
みなさんが筋トレを始めたきっかけは何でしょうか?
・最近太ってきたから…
・学生時代から筋トレをするのが好きだったから
・学生時代の写真を見て、あの頃に戻りたいと思ったから
僕はこの質問にこのように答えます。
「モテたいから( ゚Д゚)」
筋トレしている人は服を着ていてもシルエットがきれいで、自信に満ち溢れている感じがして、そりゃモテますよね!
僕が筋トレを始めたのは高校生からで、きっかけはとにかく「モテたかったから( ゚Д゚)」です。
(実際にモテたかどうか、今考えればむなしいものです)
高校生の頃はただひたすらに自宅で黙々と自重で筋トレに励んでいました。
大学生、社会人になるにつれて、「効率よく筋トレをして、きれいな体に仕上げる」ために必要な情報や栄養の摂り方を勉強しました。
(お金に余裕が出たり、時間の使い方・作り方が上手になったりしてきたので)
そして、今僕は間違いなく「筋トレ中級者」です。
もちろん、「初心者」「中級者」の明確な境目はありません。
しかし、僕が筋トレを10年ほど続けてきたことで、「ここまでしっかりやっている人はもう初心者じゃないよね(=゚ω゚)ノ」という境界線が見えてきました。
ぜひ、このブログが参考になればうれしいです!
初心者と中級者の大きなちがい
初心者と中級者の大きなちがいは、「筋肉量」、「体格」、「体付き」、「見た目」ではなく、次の5つについて知っている、もしくは自分なりの考え方をもっているかどうかだと思います。
この後順番に解説していきますが、その前に初心者が陥りやすい筋トレに対する考え方についてお話しようと思います。
まず、この前提知識を正すことで、初心者から中級者に切り替わりやすくなるからです。
また、僕が今回紹介する記事の内容を実践したからと言って、ゴリゴリの筋肉マッチョには絶対になりません。
むしろ、ボディラインがきれいになるので、
「私って、ちょっと筋トレしたらすぐ筋肉つくし、見た目が悪くなるからいやだわ」
という人ほど、ぜひ参考にしてほしいと思います。
初心者がもつ間違った知識
僕自身も10年前は筋トレ初心者です。
「あの筋トレめっちゃ意味ないじゃん」
「完全に間違った知識もってたわ((+_+))」
では、初心者はどのようなことを勘違いしてしまうのか。
僕なりにまとめてみました。
次の項目に1つでも該当する人は、まだまだ「筋トレ初心者」だと思います。
筋トレ=筋肉をつくる
筋トレ初心者の多くの人がこの間違いに陥りやすいです。
正しくは「筋トレ=筋肉の破壊活動」です。
この破壊活動を行うことで体は「もう一度同じだけ負荷が来た時に備えて、ちょっと筋肉を強くしなきゃ( ゚Д゚)」と思い込みます。
その結果、筋トレする前よりも少しだけ筋肉が大きくなります。
(後述しますが、大きくするために栄養も大切です)
しかし、ふえる量は数g程度です。
筋肉が1kg増えるには、半年~1年という長い時間がかかります。
筋トレをすることが直接筋肉をつくるわけではありません。
筋トレが終わった後の食事や休息によって筋肉が発達していきます。
筋トレしたらいっぱい食べる
間違いではないです。
ただし、「筋肉が発達するために摂取する栄養素」を考えず、ただひたすら
「米5杯( ゚Д゚)」→多すぎ
「からあげ( ゚Д゚)」→油の量やばい
「カレーライス( ゚Д゚)」→タンパク質ない
これらの食事は筋肉のことが考えられていません。
筋肉を大きく発達させるために必要な栄養素は数多くあります。
その中でも特に大切なのが「タンパク質」、「ビタミン・ミネラル」、「炭水化物」です。
タンパク質は「体重の数字×2~3g」が目安です。
(僕の体重が65kgなので、僕の場合はタンパク質を130~195gくらい摂ればいい感じです)
ビタミン・ミネラルは食事から効率よく摂取するのは難しいです。
後述しますが、サプリメントから摂取することが一番効率がいいです。
炭水化物については、普段食べている量で充分(むしろ、多いです)なので、初心者の人は「炭水化物いっぱい食べるぞ(=゚ω゚)ノ」と気にしなくていいと思います。
1食につき、茶碗にご飯1杯でいいです。
「筋肉つけたい=たくさん食べる」は間違いではありませんが、筋肉の成長に必要な栄養素をしっかり摂るために「食べる」のです。
筋肉を発達させるために必要な栄養素をしっかりと摂るためには、この記事の後半を読んでください。
せっかく筋トレ(運動)したから、今ここで食べたらまた太る
さっきとは逆に、ダイエット目的で筋トレを始めた人は
「せっかく筋トレしたのに、ここで食べたらまた太ってしまう( ゚Д゚)」
と思い、筋トレ後の食事をおろそかにしてしまうことがあります。
しかし、先ほども述べたように、「筋トレ=筋肉の破壊活動」です。
破壊された筋肉に十分な栄養が送り込まれないと、筋肉は「破壊されたまま」になります。
破壊されたままにしてしまうと、筋肉は付かずに「筋トレ」という行為がただの「疲労」に繋がってしまうだけです。
後半で説明しますが、やはり筋トレをしたら筋肉にとって必要な栄養素をしっかりと摂り入れることが大切です。
毎日継続
初心者あるあるだと思います。
なぜなら、義務教育では「毎日継続することが美徳」と教え込まれるからです。
勉強、部活、読書など、毎日継続・努力することが大切だと言われるからです。
筋トレは体にとってかなりストレスをかける行為です。
それを毎日続けると、体は、「今は疲れてんだよ( ゚Д゚)あと2日くらい休ませろ( ゚Д゚)」と感じてしまいます。
これは良くないです。
毎日継続することには2つのデメリットがあります。
1つ目は毎日筋トレをすることで、筋トレが「作業」となり、当初の目的(筋肉を発達させる・きれいな体にしたい)を見失い、筋トレが「苦痛」に変わってしまうことです。
2つ目は毎日同じ個所を筋トレすると、体の回復が追いつかずに、むしろ筋肉がどんどん破壊されて、全然発達しなくなることです。
同じ部位でなくても、週7日を(胸背脚腕胸背脚)みたいに、みっちりスケジュールを組んで筋トレしたら、脳も体も「もう…やめて…( ゚Д゚)」となり、筋トレの効率が悪くなったり、ケガをしたりします。
ちゃんと休むときは休む。
程よい距離感が大切です。
腕立て100回
スクワット100回、腹筋100回、背筋100回なども同じです。
僕も「高回数」を目的とする筋トレを取り入れることはありますが、毎回100回はやりません。
筋トレの目的は「回数をこなすこと」ではなく、「筋肉を発達させること」です。
筋肉を発達させるためには「正しいフォーム」で、「10回くらいが限界の重さ・負荷」で、「2~3セット」くらいすれば十分です。
「物足りなさ」、「達成感」を獲得するためだけに、高回数の筋トレを取り入れるのは体にもよくないし、筋肉の発達にもよくありません。
たぶん、「腕立て伏せ100回を毎日3ヵ月続けた人」と、「腕立て伏せを正しいフォームで10回×3を週2のペースで3ヵ月続けた人」では、後者の方がきれいな筋肉がついていると思います。
そもそも、しっかりとしたフォームで腕立て伏せを100回ってめちゃくちゃ難しいです。
多くの人の目的は「きれいな体を仕上げること」のはずです。
(神経系の発達を目指すのであれば、反動付きで腕立て伏せ100回することにはいみがあるかもしれません)
その目的を果たすために筋トレをしているはずなのに、逆効果になることほど悲しいことはありません。
回数重視の筋トレではなく、筋肉を発達させる筋トレを意識することが大事です。
ここまでを一度まとめます。
初心者がもつ間違った知識
- 筋トレで筋肉が付くのではなく、筋トレは筋肉を大きくするための破壊活動に過ぎない
- 筋トレをして、筋肉をつけるためにたくさん食べるのはOKだが、摂るべき栄養素を間違えては意味がない
- ダイエット目的の人が筋トレをした後に、「せっかく運動したから」と思って何も食べないのは、筋トレという行為を無駄にしてしまっている
- 毎日筋トレをしても、体と心が追いつかずに筋肉が発達しにくくなるし、なにより筋トレが辛いものになってしまう
- ○○100回という筋トレは回数を完了させる目的になってしまうし、筋肉を大きくするという意味ではあまり効果を発揮しない。
では、この内容を踏まえて、初心者を脱出したい人がどんなことを心がけていくことがいいのかについてお話しようと思います。
初心者から脱出したい人へ
初心者と中級者のちがいは次の5つについて知っている、または自分なりの考え方をもっているかどうかだと思います。
また、僕が今回紹介する情報をすべて取り入れたとしても、「ゴリマッチョ」には絶対になりません。
むしろ、きれいな筋肉のつき方をするので、ボディラインが美しく見えたり、代謝が上がったりして、良いことばかりです。
ぜひ、女性の方も筋トレについて正しい知識を身に付けてほしいと思います。
筋トレは筋肉の破壊作業
筋トレ中級者は、「筋トレは筋肉の破壊作業であり、筋肉をつけるためのスイッチとなるもの」として考えています。
筋トレによって筋肉が損傷すると、体が「やばい( ゚Д゚)次同じような負荷が来た時に備えて、今までよりももっと筋肉つけなきゃ!」と認識します。
その認識を体にさせる行為が「筋トレ」です。
筋トレの目的は人それぞれです。
- 筋肉を大きくしたい人
- 筋肉を大きくするというよりは、ボディラインをきれいにしたい人
- とにかく重たいものを扱えるようになりたい人
筋トレ中級者たちにはそれぞれの目標があります。
しかし、どんな中級者であっても、筋トレはあくまで体に筋肉をつけるスイッチを入れる行為であるという認識をもっていると思います。
自分の扱える重量を把握している
筋トレが上手な人ほど、自分が正しいフォームでしっかりと筋肉に効かすことができる重量を把握しています。
初心者の人たちがとにかく重たいものを扱えるようになることに一生懸命になったり、どこに効かせたいのかわからないようなフォームでダンベルを上げ下げしたりする場面をよく見かけます。
しかし、中級者になってくると、自分が扱える重量やレップ数を把握しています。
「70kgのベンチプレスなら10回」、「85kgのベンチプレスなら5回」
「100kgでスクワットするなら10回×3セットできるけど、120kgなら5回×5セットでやれる」
中級者は自分のキャパを考えて行うので、無駄に何十セットもやったりすることなく、効率よく筋トレに励んでいます。
初心者は焦らず、自分が丁寧に扱える重量を把握することも大切です。
筋トレのメニューの組み方
たとえば、5月ごろになると「腹筋割りてぇ( ゚Д゚)」という男子が多くなりますよね。
アニメみたいにバッキバキに。そして、腹筋を始めます。
多くの人が行う腹筋って、足を何かに固定して上体を起こす腹筋ですよね。
この種目はいわゆる「収縮種目」です。
息を吐きながらおなかを丸め、腹筋を意識しながら上体を起こすことで、腹筋は収縮します。
しかし、初級者は「収縮種目」だから「上体起こし」をするという意識はしていないと思います。
中級者は「収縮種目」だけでなく、「重量を扱う種目」、「ストレッチを意識する種目」、「高回数を狙う種目」など、1つの筋肉に対して様々な刺激が加わる筋トレを取り入れます。
しかも、1回の筋トレですべて取り入れるのではなく、
「3日前は腹筋の収縮種目やったから、今日はストレッチを効かせる種目かな~(・ω・)ノ」という感じです。
毎回筋肉に違う刺激を与えることで、同じ種目を繰り返すよりもはるかに効率よく筋肉を発達させることができます。
また、「筋肉をとにかく大きく発達させたい!」という人と、「筋肉は大きくなりたくないけど、きれいに筋肉を付けたい」という人では、扱う重量や回数、種目が変わってきます。
(このことについてはまた今度記事にしようと思います)
このように、中級者ほど筋トレのメニューを常に考えて、「なぜ今日はその種目をやるのか」を意識して筋トレに励んでいます。
サプリメントを摂取する
サプリメントと言えば、小さな粒をイメージするかもしれませんが、サプリメントは「栄養補助食品」のことであり、プロテインなどもサプリメントと呼びます。
「サプリメント多すぎ( ゚Д゚)」
「どれがなに(´Д`)?」
という方が多いと思います。
まずは下記の4つはそろえたいです。
また、ずっと言い続けていますが、これらを継続的に摂取したとしても、ゴリマッチョになることは絶対にないので安心してください。
プロテイン
筋トレをしていない人でも、「筋トレしたらプロテイン」ということを知っているのではないでしょうか。(もはや常識と言ってもいいかも)
筋トレによって破壊された筋肉を治すためには「タンパク質」が大量に必要です。
しっかり筋トレをする人が摂取するタンパク質の量の目安は「体重の数字×2~3g」です。
(僕の体重が65kgなので、僕の場合はタンパク質を130~195gくらい摂ればいい感じです)
しかし、これだけの量を食事から摂ろうと思ったら、余計な脂肪や炭水化物、塩分などを摂取してしまいます。
効率よくタンパク質だけを補給するために、「プロテイン」があります。
1回につき20~30gほどのタンパク質が補給できる量を飲みましょう。
ケチって10~20gという少ない量はよくありません。
筋肉を回復させるためには、血中アミノ酸濃度をしっかり高める必要があるからです。
血中アミノ酸濃度をしっかり上げるためには、プロテインをケチらずに飲んだ方がいいです。
僕は「ゴールドスタンダード」というプロテインをよく飲んでいます。
味の種類も豊富です。
海外製品ですが、海外の方が日本よりも検査が厳しく、むしろ日本製よりも安全性が高いので、問題ありません。
最近は、山本義徳さんがプロデュースする「VALX」のプロテインにも興味をもっています。
どこかのタイミングで一度飲んでみたいと思っています。
プロテインは筋トレしていない日も飲みます。
筋肉の合成は筋トレを行った直後~48時間くらいかかるといわれています。
(脚の筋肉や肩など、大きな筋肉は72時間と言われています)
筋トレした次の日も、筋肉をどんどん作っているので、そのときに栄養がなかったら筋肉がかわいそうです。
そのため、筋トレしない日もプロテインを飲みましょう。
BCAA
急にアルファベットが出てきましたね。
これは「筋トレ中に飲むアミノ酸」です。
筋トレは筋肉の破壊活動です。
そのため、破壊された瞬間から筋肉は「治すぞ(=゚ω゚)ノ」とはたらき始めます。
しかし、血液中にアミノ酸が十分にないと、
「治せないよ~。こんなにアミノ酸が欲しいのに…。せや、他の筋肉分解してアミノ酸作ったろ(=゚ω゚)ノ」ってなります。
つまり、筋トレ中もアミノ酸を補給し続けないと、筋肉の合成よりも分解の方が早くなってしまうのです。
これを防ぐために、BCAAというアミノ酸(BCAAに含まれるアミノ酸の種類は『バリン』『ロイシン』『イソロイシン』)を筋トレ中に摂取することをおすすめします。
僕が前に飲んでいたのはマイプロテインのBCAAです。
最近はBCAAではなく、EAAというアミノ酸を飲んでいます。
簡単に言うと、BCAAの上位互換です。
値段もBCAAより少し高く、高級品ですが、間違いなく効果を発揮してくれるものです。
グルタミン
体にストレスがかかると、体は筋肉を分解してグルタミンをつくります。
このストレスとは、身体的ストレスだけでなく、仕事でムカつく上司に怒られたり、仕事に失敗したり、恋人に「私と筋肉どっちが大切なのよ!」と言われたりしたときなど、すべてのストレスが対象です。
体にストレスがかかると、せっかく仕上げてきた筋肉が分解されてしまうのです。
そこで、筋肉を分解しなくても、体にグルタミンがある状態にしてしまえば、体にストレスがかかっても筋肉を分解しなくなるということです。
また、グルタミンは風邪をひきそうになった時にも必要になります。
そして、なんと筋トレをする人は風邪をひきやすくなります。(原因はいろいろありますが)
ストレスと戦い、風邪をひかないようがんばる私たち現代人にとって、グルタミンは必需品なのです。
僕が愛用しているのはこちらです。
毎朝と筋トレ後に必ず摂ってます。
マルチビタミン&ミネラル
ひたすらタンパク質をとっても、摂った分筋肉が付きやすくなることはありません。
筋肉をつくるために、体はビタミンやミネラルを大量に使用します。
しかし、タンパク質よりもビタミンとミネラルの方が食事から必要な量を摂取するのはかなり難しいです。
野菜をたくさん食べても、生野菜じゃないとビタミンCなどは摂れないし、(熱をかけると分解しちゃう)ビタミンBは豚肉や卵にたくさん入っているけど脂質もたくさん摂っちゃうし。
そこで、ビタミンとミネラルもサプリメントから摂ってしまった方が効率がいいということです。
僕は筋トレ用の立派なマルチビタミン&ミネラルを購入しています。
しかし、薬局などに行けばもっと安価で、ちゃんと効果を発揮してくれるマルチビタミン&ミネラルがあるので、最初のうちはこちらをおすすめします。
体への気の使い方
簡単に言えば、「体に悪いことしてない?」という感じです。
筋トレ後にお酒飲んでいませんか?
睡眠時間は十分確保できていますか?
たくさん筋トレしていても、炭水化物中心の食生活になっていませんか?
体にとって害のあるアルコールを摂取すると、筋肉を分解してアルコールを体内から除去しようとします。
人間は睡眠中に体のメンテナンスをして、傷ついた筋肉を回復させるのに、睡眠が足りなければ筋肉なんてつくってる場合ではありません。
炭水化物ばかり摂取すれば、タンパク質が足りずに、代謝が低下していきます。
ただ、
「ビール飲んでないとやってらんねぇ( ゚Д゚)」
「たばこ最高(=゚ω゚)ノ」
「ラーメン。チャーハン。ギョーザ。あ、替え玉追加(=゚ω゚)ノ」
という至福の時が必要なのもわかります。
ただ、筋トレをして効果を出したいのであれば、週に1回で我慢しましょう。
そもそも「筋トレ」という行為自体が体にとってかなりのストレスです。
そのストレスと立ち向かうために体ががんばって、きれいなボディラインになるのに、さらに体に追い打ちをかけていては、体も悲鳴を上げてしまいます。
ここまでの内容を一度まとめます。
初心者から脱出したい人が知っておく、考え方を変えるべきこと5つ
- 筋トレは体に「筋肉をつくってもらう」スイッチに過ぎない
- 自分が扱える重量を把握し、効率よく筋トレを行う
- 「なぜこの種目を取り入れるのか」を意識して筋トレを行う
- 筋肉を合成するために必要な栄養素はしっかりと摂り入れる
- 筋トレ以外のことで体に負担がかかることはなるべく避け、体を労わってあげる
何度でも言います。
ここまでしっかりやっても、ゴリマッチョにはなりません。
「僕筋トレしたらすぐに筋肉ついちゃうから、ほどほどでいいんだよね~」という人がいますが、たぶん1年かけてようやく「あ、筋肉ついてきたかな?」と思うくらいです。
中級者になりたければジムに行くべき?自宅じゃダメ?
僕は自宅にある程度の道具がそろっているのであれば、自宅でもいいと思っています。
たとえば、
・アブローラー(腹筋でコロコロするやつ)
・プッシュアップ用のバー(腕立て伏せの負荷を高める)
・ダンベル(最低でも10kg×2)
・ゴムチューブ(低負荷用、高負荷用)
これだけそろっていれば、工夫次第で全身の筋肉をしっかり刺激できます。
しかし、自宅での筋トレはいつか限界はやってきます。
それは「重量」と「モチベーション」です。
これはジムに行くことで解決します。
たまにYouTubeで「自宅でもできる簡単エクササイズ!」を細マッチョやきれいなボディラインをした女性が動画を挙げていたりしますが、あの人たちの体は間違いなく自宅だけではできていません。
きっと、ジムにも行っていて、初心者の方が筋トレを始めやすいように「自宅用」として紹介してくれているのだと思います。
僕の本音はやっぱり「ジム」に行ってみてほしいです。
その理由は3つあります。
理想とする体に近づくため
自宅で筋トレをしていると、やはり筋肉に対する負荷の大きさに限界がやってきます。
それで満足できる体格になれればいいのですが、みなさんがイメージする「細マッチョ」や「ヒップの上がったきれいなボディライン」になるためには、50~100kgを扱わないと厳しいです。(女性であれば20~40kgはほしいところ)
自宅で50kgのバーベルを用意するのは難しいです。
(もはやホームジムですね)
僕は周りの人から「足ほっそ!足長すぎ( ゚Д゚)」と言われますが、スクワット140kgを挙げてつくった足です。
そこまでやって、ようやく手に入れることができる体です。
わからないことはスタッフに聞ける
わからないことをしっかりとスタッフに聞いて解決できるのがジムの良いところです。
パーソナルトレーナーなどはかなり高額になってしまいますが、ちょっと気になることやマシンの使い方を聞くくらいなら大丈夫でしょう。
自宅で1人黙々と筋トレして、YouTubeやブログを見て勉強しても、やっぱりわからないことはたくさんあります。
それを1人で抱え込まずに、しっかりと解決できる環境にいる方がモチベーションが上がります。
筋トレが上手い人の影響を受けることができる
僕がジムに行くことをおすすめする一番の理由はこれです。
ジムにはいろいろな人がいます。
ジムにはきっとあなたの理想とするような体型の人がいるはずです。
別に、その人に「どうすればあなたみたいになれる?」と聞く必要はありません。
その人が扱う重量、筋トレの種目、回数などを観察するのです。
(もちろん、迷惑にならないように)
そして、真似をするのです。
筋トレは中毒症状が強いので、「あ~、この人いつもこの時間帯にジムにいるなぁ」という人がめっちゃいます笑
だから、ジムを変えずに通っていれば、自分のなりたい体の人と何度も会えると思います。
そして、きっと会うたびに筋トレの種目が違うと思います。
「昨日は肩と腕をやっていたけど、今日は脚やるんだぁ(=゚ω゚)」
どんどん参考にしましょう。
そうすればモチベーションも上がるし、一番なりたい体格の人がやっていることを真似するのが一番近道だと思います。
以上の理由から、僕はやっぱりお金がかかってもいいからジムに行くことをおすすめします。
自宅でできることももちろんあります。
しかし、せっかく「理想とする体になりたい!」と思ったのであれば、それをつかみ取るためにがんばるのもいいのではないでしょうか。
今すぐに中級者になりたい人へ
残念なことに、今すぐにはなれません。
(ごめんなさい、こんな見出しつくって…)
筋トレは焦った人からケガをしていきます。
早く筋肉を付けたくて、自分にとって無理がある重量を扱ったり、毎日筋トレをしたりして、体が悲鳴を上げるのです。
筋トレは隣の人と同じ動きをしていても、効いている筋肉が違うことがあります。
それは筋トレが上手か下手か。
効かせたい部位にちゃんと刺激が加わる方法を知っているかどうかです。
初心者はどんどん上手な人を真似してください。
そして、その筋トレはどこに効かせる種目なのか、どんな意識をすればいいのかを理解できるまで何度も行ってください。
試行錯誤を繰り返しながら筋トレをすることで、1つの種目を行った時の質が高まります。
筋トレはたくさんすればするほどいいわけではありません。
自分にとってどれくらいの頻度で筋トレをすればベストなのかを知るためには長い期間が必要です。
つまり、初心者から中級者になるためには、自分の体や筋トレの動作などについて試行錯誤を繰り返し、「自分にとってはこれが一番いいことだ!」ということを知らなければいけません。
理想の体を手に入れるためには時間がかかります。
しかし、ケガをしてしまえばもう手に入らなくなるかもしれません。
じっくり時間をかけ、数年後を見据えた行動を心がけることが筋トレ中級者になる近道です。
中級者と上級者
僕は筋トレ中級者です。
10年かけて今の体を手に入れましたし、今後もきっと中級者だと思います。
では、中級者と上級者のちがいは何なのか。
それは「生活のすべてを筋肉のために捧ぐことができるかどうか」だと思います。
- 筋肉のために食事をする
- 筋肉のために休息を大切にする
- 筋肉のためにお金を惜しまず使う
- 筋肉のために体を労わる
- 筋肉のために空腹の時間をつくらない
僕はやっぱりここまではできません。
ラーメンだって食べたいし、ビールも飲みたいし、たまにはポテトチップスやチョコレートをがっつり食べたいし、仕事の関係でなにも摂取できないこともあるし。
もちろん、上級者の人たちも同じことをこのようなことを考えているかもしれません。
しかし、僕なんかと違って、その欲求を最小限に抑え、自分をとことん磨くことに専念できる人たちが筋トレ上級者なんだと思います。
このような人たちがゴリマッチョ(誉め言葉ですよ)だったり、ビルダーやフィジークの選手だったりするんだと思います。
まとめ
- 初心者と中級者の大きなちがいは筋トレを「筋肉を合成するためのスイッチ」として認識するかどうか
- 理想の体を手に入れるための正しい知識をもっていたり、サプリメントを摂取したりしているか
- 初心者がすぐに中級者になることは難しく、焦らずじっくりと時間をかけて到達すること
さいごに
【筋トレは人生を豊かにする】
僕は常にこのように思っています。
「運動を取り入れることが体にとって良いこと」とかではなく、すべては自信のためです。
自分の理想とする体を手に入れることで、自分に自信が付きます。
自信に満ち溢れている人は「かっこいい人」だと思っています。
結論、モテます(=゚ω゚)ノ
それだけでなく、なにか嫌なことがあったり、辛いことがあったときに筋トレをすると体は「くよくよしてる場合じゃねぇ( ゚Д゚)体治さなきゃ( ゚Д゚)」と認識します。
すると、小さな悩みとか吹っ飛びます笑
さらに、筋トレをすると体は「フルパワー」を出します。いわゆる全集中。文字通りの全力です。
「フルパワー」を出すことを多くの現代人の体は忘れています。
しかし、「フルパワー」を出し、全身の細胞が活性化することで、「老いる」ことを遠ざける効果があります。(たぶん)
実際に、僕が行くジムに「たぶんこの人40代だけど、すごい若く見えるなぁ」という人がいっぱいいます。
その人たちはよくジムで見かける人たちで、筋トレ上級者の方たちです。
筋トレは体だけでなく、人生において良いことだらけです。
「そんな良いことをしないなんてもったいない!」と思っています。
この記事がおもしろかったなら、Twitterなどで共有してもらえたらうれしいです(^^)/
ぜひ、気になる点や質問などがありましたら、Twitterなどを通じてご連絡ください!
僕の名前は「つかさ」です。
大学受験、就職活動、アルバイトの面接でさえ、第一希望を獲得したことがない人生を送ってきました。
しかし、僕にはどんな道に進んでも自力で学び、楽しめる才能をもっているって最近気づきました。
モテるために筋トレもします。知識豊かになるために読書もします。
投資もしてます。
そして、人に何か思いを伝えられる人間になりたくて、このブログを立ち上げました!
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