こんにちは、つかさです。
日々、筋トレをがんばっている人たちにお聞きします。
「労作性頭痛」になったことはありませんか?
この頭痛に襲われると、筋トレに集中ができないほどの痛みに襲われます。
僕も5年ほど前に労作性頭痛を経験しました。
労作性頭痛を発症した僕だからこそ伝えられる「労作性頭痛」との付き合い方や治し方についてお話ししたいと思います。
「労作性頭痛」とは
はじめに、労作性頭痛とは何かについて説明します。
もし、次の症状に悩まされている人は、労作性頭痛の可能性があります。
- これまで筋トレしていても特に何事もなかったのに、ちょっと重たい重量に挑戦した時に頭が「ズキンッ」というような痛みに襲われる
- 筋トレを中断しても、その日の間ずっと頭が痛くなる(→以降、①が起こってからの話です)
- 平常時には頭痛がないのに、筋トレを始めた途端に頭が痛くなる
- なにか重たいものを持ちあげたときに頭が痛くなる
- 夜に寝たら頭痛は治るけど、筋トレを始めた途端にまた頭が痛くなる
特に、「筋トレや運動を始めたら頭が痛くなる」というのがポイントです。
頭痛が収まっても運動を始めると頭が痛くなるのは「労作性頭痛」の可能性が高いです。
労作性頭痛の体験記録
僕は5年ほど前に労作性頭痛になりました。
僕にとって何が原因であったかというと、「スクワット」を90kgくらいの重さで行ったことだと思います。(僕が考える『労作性頭痛』の原因についてはこちらへ)
当時の僕はスクワットのMAX重量が100kgくらいだったので、決して無理をしているわけではありませんでした。
でも、踏ん張らないと厳しいくらいの重量でした。
5レップスくらい上げた後ですかね。なんか目の裏側が「ぷつんっ( ゚Д゚)アウチッ」となった感じがしました。
それから、頭がズキズキしてきて、その日は筋トレを中断しました。
その日の間、頭は痛いままでしたが、夜は早めに寝たので、次の日の朝は何ともなくなりました。
「昨日は頭痛くなって筋トレを中断したから、もやもやするし、今日も筋トレしよーっと」と思って、その日にジムに行きました。
「脚トレはよくなさそうだし、胸トレにしよう」と思い、ダンベルベンチプレスをした記憶があります。
最初は何ともなかったのですが、ちょっと重たい重量に挑戦した途端にまた頭痛が始まったのです。
「あれ、これ昨日と同じやん( ゚Д゚)」
そして、筋トレを中断しました。
頭の痛さは前日よりも痛くて、その日は早く家に帰ってゆっくり休みました。
「朝、復活(=゚ω゚)ノ」
しかし、何かおかしいと思い、その日は筋トレをお休みしました。
そして、その次の日に「もう大丈夫でしょ(=゚ω゚)」と思って、ジムに行きました。
この日は何の種目をやったか覚えていません。
しかし、間違いなく覚えているのは、この日も筋トレを始めて数分後に「頭痛いお( ゚Д゚)アウチッ」となったことです。
病院でMR
2週間くらい様子を見続けても、筋トレを始めた瞬間に頭が痛くなる現象に襲われ、
「いよいよ病院で診てもらうかぁ(;´Д`)」と思い、かかりつけ医の町医者に行きました。
僕がお医者さんに「MRとってください」と言ったら、「値段高いヨ?」と言われながらMRをとってくれました。
よくわからない脳がいっぱい映ってる画像を見せてくれました。
結果、「何ともないネ(・ω・)」と言われ、ちょっと一安心したのと同時に、
「じゃあ、今後一生筋トレできないの( ゚Д゚)?」と思いました。
お医者さん曰く、「そこまでがんばって筋トレしなければいいんじゃナイ(・ω・)?」
僕曰く、「そうじゃないんスよ( ゚Д゚)」笑
「とりあえずロキソニン出しとくネ、たぶん神経による頭痛だカラ(・ω・)」ということで、薬だけもらって、結局原因不明です。
とりあえず脳に異常がないことだけわかりました。
労作性頭痛の原因
実は筋トレや運動による労作性頭痛はまだよくわからないことが多いらしいです。
(一応、酸素が全身に上手く行き渡らなくなったときに起こるものと似た症状とは言われています。)
しかし、僕の経験からいくと、何となく発症する仕組みがわかってきました。
僕が労作性頭痛を発症したのは11月の朝です。
当時、原付でジムと大学を行っていました。
原付で冷えた体をしっかり温めずに筋トレを開始していたのが労作性頭痛発症の原因だと考えられます。
一応、毎回ウォーミングアップから行うのですが、それでも冬の朝で冷えた体に筋肉や神経が追いついてなかったかもしれません。
そして、重たい重量を扱った時に神経が
「おい、こんなに寒いのに無理に力むな( ゚Д゚)オイッ( ゚Д゚)あっ…ぷつん」
って感じです。
労作性頭痛の治し方
僕は現在、バリバリに筋トレをしています。
こんな治し方で正しいのかどうかわかりませんが、僕は労作性頭痛を克服しました。
その方法は、「1か月間運動・筋トレを一切しない」ことです。
発症したのが11月、「筋トレをしない!」と心に誓ったのは12月いっぱいです。
日常生活レベルの活動なら頭痛が発生しないし、神経をゆっくり回復させるという意味で、1か月間運動と筋トレを禁止しました。
禁止期間中は特に何も起こらず、ただ「なんか運動しないと体がムカムカするなぁ」という感覚に襲われていました。
そして、年が明けた1月の上旬に再びジムに行き、恐る恐る筋トレを始めると
「全然痛くならないぜヤッフゥゥゥゥぅぅ( ゚Д゚)」ということでした。
労作性頭痛とその後
その後は特に何事もなく、数年間は筋トレや運動をしても問題はありませんでした。
しかし、つい先日にまたスクワットをしているときに「あ、この頭痛はやばい…」と思うことがありました。
その時の状況をお話ししますと…
- 年末だし、どこかのYouTuberが「108kgを108回挑戦する」というのをスクワットで真似しようと思った。(煩悩を消し去りたかった)
- 12月下旬(冬)の午前中(朝)
5年前に労作性頭痛が発症したときとほとんど同じ条件でした笑
あれから成長したので、スクワットはMAX140kgくらいまでなら上げられるようになりました。
しかし、108kgを108回もあげるなんでやったこともないので、きっと体も
「もうやめてぇ( ゚Д゚)‼」と思ったのでしょう。
50回超えたくらいから「なんか頭痛くなってきた…あのときの痛み方と一緒だ…」となりました。
筋トレを中断し、その日はずっと「なんかまだ頭痛いなぁ」という感覚に陥っていました。
その3日後、恐る恐る筋トレをしてみると、特に何もなかったです。
でも、一歩間違えたら再び労作性頭痛になっていたかもしれません。
労作性頭痛の対策
5年前の筋トレ自粛期間中に、再び労作性頭痛にならないように勉強をしました。
(まぁ、つい先日危なかったのですが。)
僕が労作性頭痛を発症した後から気を付けるようになったことは次の4つです。
①筋トレ中の水分補給を忘れない
②バーベルを担いだり、持ったりする前に深く深呼吸する
③動作中に息を止めず、呼吸を大切にする
④ダンベルやバーベルを持ち上げる直前に心拍数が上昇すると思うので、それが落ち着くまでちょっと待つ←これ大切
④については少し補足説明をします。
「よし、本番セットいくぞ( ゚Д゚)」というときに心拍数って上がりませんか?笑
ダンベルベンチプレスとかやる前って、膝上にダンベルを乗せて、気合を入れてから上体を寝かせますよね。
ベンチプレスやるときって、バーベルを手でにぎにぎしてからラックから外しますよね。
スクワットやるときに意味もなくバーベルと背中に当たる部分を何回か合わせますよね。
そのときに、心臓がバクバクしていませんか?
あれは、緊張からくるものです。(たぶん)
その緊張は神経が高ぶっているのが原因(だと思うの)で、体の細胞は酸素を欲しがっています。
その状態でトレーニングを始めてしまうと、上手く体中に酸素が行き渡らなくなり、頭痛が発生してしまいます。
神経を少し落ち着かせるように、呼吸を整えてからエクササイズを行うことを心がけています。
これが僕にとっての労作性頭痛再発防止方法です。
大事なのは、酸素をしっかり体の中で循環させることです。
さいごに
僕は筋トレは人生を豊かにしてくれるものだと思っています。
なぜなら、筋トレは「自分の目標」を持ち続けることができるからです。
筋トレに対する目標は人それぞれです。
①きれいなスタイルを保ちたい
②ゴリゴリに鍛えて、筋肉を大きく発達させたい
③目標の重量を上げたときの達成感を味わいたい
社会人になると、仕事以外の目標をもたない人が増える気がします。
仕事に追われ、お金に追われ、忙しさに振り回される日々を送っている人って多いですよね。
しかし、目標をもち、達成するということが「自信」に繋がると思います。
自信をもった生活を送ることで、その人はカッコよく見えると思います。
だから、その生活を送るために、健康的に、不自由なく筋トレができる体をいつまでも保ち続けたいですよね。
この記事をみて、労作性頭痛に対する悩みを少しでも解消してもらえたらうれしいです。
大事なのは「1ヵ月筋トレ・運動をしない」ことです。
それでもダメなら、本格的に病院で精密検査を受けた方がいいのかもしれません。
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