こんにちは、つかさです。
この記事は次の項目に当てはまる人に向いています。
- 「暗記する」ことと「理解する」のちがいを知りたい人
- 「理解する」って何?と思う人
昔、よく学校の先生に「暗記することと理解することは違う!」と言われませんでしたか?
そして、「何が違うんだよ( ゚Д゚)」と思いませんでしたか?
僕も学生の頃、そう思っていました。
しかし、大人になってから勉強をしていると、ようやく「あ、暗記することと理解することは全然違う( ゚Д゚)」と実感しました。
そこで、今回は次の3点について解説します。
今回の記事で解説すること
✅「暗記している」ことと「理解していること」を判断する3つの具体例
✅物事を「理解する」ために大切なたった1つのこと
✅結局「理解する」ってどういう意味?
今回の記事を読んで、「こういうことが理解するってことなのか(・ω・)」とわかってもらえたらうれしいです。
暗記重視から、理解することに重点を置いた勉強をすることで、学習効率がより一層高まると思います。
ぜひ、最後まで読んでください。
目次
「暗記している」のか「理解している」のかを判断する3つの具体例
「暗記している」ことと「理解していること」を判断するために、ちょうどいいお題をみなさんに考えてもらいたいと思います。
ちなみに、お題が算数ばかりなのは、理解することの特訓するためには算数や数学がちょうどいいからです。
次の3つのお題を考えてみてください。
①円周率が3.14の理由は?
②分数の割り算はどうしてひっくり返してかけ算にするの?
③三角形の面積の求め方はなぜ「底辺×高さ÷2」?
どうでしょうか。
たぶん、③は説明できるのではないでしょうか。
三角形の面積は四角形の面積を求めて、四角形の半分が三角形なので、底辺と高さをかけ合わせた後、2で割れば三角形の面積を求めることができます。
しかし、①と②を答えることができる人って、なかなかいないと思います。
詳しいことはこちらの動画で解説されているので、興味があれば見てください。
ここで伝えたいことは、③を説明できた人は三角形の面積の求め方を「暗記している」のではなく、「理解している」のです。
逆に、分数の割り算を計算できるけど、分数の割り算で「なぜ分母と分子をひっくり返してかけ算にするのか」を説明できない人は、「暗記しているだけ」ということになります。
円周率も同様に、「なぜ3.14なのか説明できないけど、円の面積を計算することができる」人は「暗記しているだけ」ということです。
このように、「なぜそのようなしくみ・現象が起こるのか」を説明できることが「理解していること」と言えます。
もう1つ、具体例を考えてみましょう。
- 『-2×(-2)=4』のように、『マイナス×マイナスがプラスになる』のはなぜか
さて、みなさんどうでしょうか?
中学生の頃、当たり前のように計算していませんでしたか?
たとえば、「体重が60kgから2kg減った」と言えば、『60-2=58』になります。
しかし、「体重が60kgから-2kg減った」と言われたら、どう考えますか?
これは言い方を変えると「2kg増えた」ということになります。
つまり、マイナスにマイナスを重ねると、プラスになるのです。
この原理が、『マイナス×マイナスがプラスになる』ことを表します。
いろいろな説明方法はあるかもしれませんが、僕はこの説明が一番納得できるかなって思っています。
Point
【「暗記している」ことと「理解していること」のちがい】
- 「知っているだけ」で、「なぜそうなっているのか」を説明できないのであれば、それは「暗記しているだけ」と言える。
では、僕が物事を「理解する」ためにとても大切であると思うことをお話しします。
物事を「理解する」ために大切なたった1つのこと
物事を「理解する」ために大切なことは「なぜ」という「疑問をもつ力」を育てることです。
そもそも、日ごろから「なんでこうなるんだろう」と感じることが苦手な人が大多数です。
さらに、「なぜ」と思ったことを自分自身で解決しようとする力が足りない人が多いです。
- なぜ空は青いのか
- なぜインフレ対策で金利を上げるのか
- なぜ日本政府は金融課税所得を増税しようとするのか
物事には本質があります。
その本質を「そういうもんだから(・∀・)」と決めつけるのではなく、「なぜそうなるのか」を疑問に思うことが大切です。
暗記だけに頼る勉強はいずれ限界を迎えます。
受験勉強で言えば偏差値が上がらなくなったり、資格やスキルアップの勉強で言えば実践に活かせない感じです。
「じゃあ『暗記』ではなく『理解』するためには何に気を付けて勉強すればいいの( ゚Д゚)」と感じた人も多いかもしれません。
このことについて、続けて解説します。
結局「理解する」ってどういう意味?
ここまでの内容を受けて、「じゃあ理解するってどういう状態なの( ゚Д゚)?」と疑問に思った人がいるかもしれません。
「理解する」というのは人それぞれの感覚なので、一概に「これがわかっていれば理解できている!」というのはなかなか言いにくいものです。
しかし、勉強するうえで、「こうなっていれば理解できているかも(・ω・)」という目安については僕の考えを伝えることができます。
僕は「理解している」の目安は、「勉強している内容の本質を見抜き、そのしくみや原理を他の人に説明することができる」ということだと思っています。
他の人が納得できるまで説明するためには、自分が理解していないとできません。
暗記しているだけの人の説明と、理解している人の説明は全然違う印象を感じます。
「あぁ、この人は本当にわかっているんだなぁ(・∀・)」というのが直感でわかります。
「他の人に説明する機会なんてないよ( ゚Д゚)」という方でも大丈夫です。
現在ではSNSやブログなどで、自分が学んだ内容を発信する技術が発達しています。
「もし、自分が今日学んだことを授業するのであればどうやって授業をするのか」を意識して、ブログなどを書いてみてください。
たぶん、「え、これってなんでこうなんだっけ(・∀・)?」と思うことがいっぱい出てくると思います。
それを自分で調べて、納得して、ブログの記事を完成させたときに、ようやくその学習内容を「理解できている」ということになります。
ブログでなくても、日記でもいいです。
とにかく、もし自分がその内容に関することを授業するのであればどうするのかを考えながら勉強をすると、「理解する」勉強にかなり近づくことができます。
まとめ【暗記から理解へ】
今回は次の3点について解説しました。
今回の記事で解説したこと
✅「暗記している」ことと「理解していること」を判断する3つの具体例
✅物事を「理解する」ために大切なたった1つのこと
✅結局「理解する」ってどういう意味?
知っているだけでは使いこなせない
円周率が「3.14」であることは多くの人が知っています。
でも、なぜ「3.14」なのかを説明できることが「理解している」ということに繋がります。
日頃の勉強で、「なぜなのか」ということを解決していく特訓を繰り返して、「理解する」ことができるようになります。
他の人に授業するつもりで勉強しよう
授業とは知っていることをダラダラと話すのではありません。
「これはなぜ起こるのか」、「なぜこの公式が成り立つのか」を一から丁寧に説明するのが授業です。
「自分がその日勉強した内容を授業しなさい」と言われたら、できるような状態になるまで考え抜くのが「理解する勉強」です。
このことを意識して勉強してみましょう。
きっと、「暗記」から「理解」に変化すると思いますよ。
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僕の名前は「つかさ」です。
大学受験、就職活動、アルバイトの面接でさえ、第一希望を獲得したことがない人生を送ってきました。
しかし、僕にはどんな道に進んでも自力で学び、楽しめる才能をもっているって最近気づきました。
モテるために筋トレをしています。知識豊かになるために読書もします。
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