こんにちは、つかさです。
みなさんが「ダイエット」する目的は何ですか?
- きれいなボディラインになってモテたいな( ゚Д゚)
- デブは不健康に見えるし、しっかりと体の管理ができる人として見られたいから(=゚ω゚)ノ
- とにかく太りたくないから(・∀・)
いろいろな理由があってダイエットを始める人が多いと思います。
しかし、みなさんは「ダイエット」と「痩せる」のちがいはご存じですか?
実は、「ダイエット」と「痩せる」という言葉は似たようで、全く違うのです。
そこで、今回の記事では次の3点について解説します。
今回の記事で解説すること
✅「ダイエット」と「痩せる」のちがいとは何か
✅本物のダイエットのために必要な3つの基本知識
✅体脂肪を測定できる機能が付いた体重計を用意する理由
今回の記事を読めば、明確に「ダイエット」と「痩せる」のちがいを理解できるようになります。
また、多くの人がしたいことの本質は「ダイエット」であることを証明して見せましょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
「ダイエット」と「痩せる」のちがいとは何か
「ダイエット」と「痩せる」のちがいは次の通りです。
ダイエット→体脂肪を減らしつつ、筋肉量を維持すること
痩せる→体脂肪も減らしつつ、筋肉量も減少すること
大きなちがいは「筋肉量」を維持するのか、それとも減らしてしまうのかです。
筋肉は人間の体にとって非常に重要なものです。
筋肉を減らすことによって起こってしまうことは次の3つです。
- 基礎代謝が減少し、太りやすい体になる
- 疲れやすい体になり、何をするにしても体が重く感じてしまう
- 体重は減るが、きれいなボディラインとは言えない体になる
ただ体重を落とすのであれば、運動しなくても、食べる量を極端に減らせば、数字だけは減ります。
しかし、運動をせず、食べる量も減れば、筋肉はどんどん減少してしまいます。
僕はこれを「痩せる」と表現し、「ダイエット」とはちがうものだと考えています。
本物のダイエットのために必要な3つの基本知識
「ダイエット」と「痩せる」のちがいについて理解していただけましたか?
「じゃあどうやってダイエットすればいいんだよ( ゚Д゚)」
という方に、本物のダイエットにまつわる3つの基本知識について解説したいと思います。
順番に解説します。
何もしなくても体がカロリーを消費する基礎代謝とは何か
先ほどから出現する「基礎代謝」という言葉について説明します。
基礎代謝とは、「人間がなにもしていない状態でも、消費しているカロリー」のことです。
人間は運動しているときだけカロリーを消費しているわけではありません。
- 体中の細胞を活動させるためにカロリーを消費する
- 内臓や臓器を活動させるためにカロリーを消費する
- 筋肉を維持するためにカロリーを消費する
さらに詳しいことについては、次のグラフをご覧ください。
基本的に、ほとんどの人は脂肪組織や腎臓で消費するカロリーはあまり変わりません。
基礎代謝が人によって大きく変わる要因は「骨格筋」です。
骨格筋とは、骨についている筋肉のことであり、私たちが日ごろから会話に出てくる「筋肉」のことです。
この「骨格筋(筋肉)」の量が基礎代謝に大きな影響を及ぼします。
おおよその基礎代謝は次の計算式で計算できます。
僕を例にして計算してみます。
こんな感じです。
僕の場合、1日中布団の上で、寝返りもせずに24時間同じ姿勢をしていたとしても、約1700kcalを消費できるということです。
この計算式で知っておいてほしいことは、成人した人間の「1日の摂取カロリー目安」を大きくしたい場合、体重を増やすしかないのです。
身長は大きく変わることはありません。(むしろ縮んでいきます)
年齢が上がるにつれて、基礎代謝が落ちていきます。(歳には勝てない)
基礎代謝を高めたいor維持したい人は体重を増やすかないのです。
「じゃあひたすら食うぜ( ゚Д゚)」
それではダメです。
体重を増やすために、たくさんの脂肪を付けることは目的に反するからです。
そこで、次は筋肉と脂肪のちがいについてお話します。
筋肉1kgと脂肪1kgのちがいは何か
物質には「密度」というものがあり、同じ1kgでも、大きさ(体積)がちがいます。
みなさんは筋肉1kgと脂肪1kgのうち、どちらが大きいと思いますか?
正解は脂肪1kgです。
下の画像は筋肉1kgと脂肪1kgの大きさを比較した模型です。
筋肉の方が小さく、ぎゅっとつまったように見えるのに対して、脂肪はふわっふわな感じですね。
体重60kgの人には次の2パターンの人がいます。
- 体脂肪が少なく、筋肉量が多くて60kg
- 脂肪がたくさんついていて、筋肉量が少ない60kg
これらの人は同じ60kgでも、見た目が全然違います。
有名人の「ローラ」さんは、すらっとして見えますが、僕は見た目以上の体重があると思っています。
それは、ローラさんが日ごろから筋トレをして、筋肉量が多いからです。
ローラさんが日ごろから筋トレをがんばり、自己管理能力が非常に高いので、あのスタイルを維持しています。
【画像:https://rr.img.naver.jp】
先ほども解説した通り、体重が重い人の方が基礎代謝が高く、太りにくい体をしています。
しかし、体の中身のことを考えると、筋肉量を増やして体重を重くした方が、見た目も美しいし、体が引き締まって見えます。
筋肉量が多い人ほど、基礎代謝は高く、食べる量が増えても太りにくい体になるということです。
そのため、筋肉量を増やすことにメリットがあるのです。
痩せながら筋肉を付けることが難しい理由とは何か
「じゃあ脂肪を減らしつつ、筋肉量を増やせれば完璧じゃん( ゚Д゚)」
それができれば苦労しないのですが、それが一番難しいんです…
先ほど解説したとおり、僕の基礎代謝は約1700kcalです。
この数字に日頃の活動で消費するカロリーも足し合わせて、僕が1日に消費するカロリーはおよそ2500kcalと仮定します。
●筋肉を付けたい場合
→2500kcalよりも多くのカロリーを摂取しなければならない
●脂肪を減らしたい場合
→2500kcalよりも少ないカロリーで生活しなければならない
脂肪はいわゆる「体内のエネルギーの貯蔵庫」です。
体に入ってくるカロリーが少ないときに、体が「貯蔵庫からエネルギーを使って補いまーす(=゚ω゚)ノ」と認識して、脂肪を分解していきます。
体が筋肉を付ける優先順位は低めです。
「生命活動のためにカロリー使ったけど、まだカロリーに余裕があるし、筋肉が傷ついてるからとりあえず治して、大きくしとくか(=゚ω゚)ノ」という条件下で、筋肉を付けていきます。
そのため、筋肉量を増やしつつ、体脂肪を減らすことって、ものすごい難しいのです。
というか、相反する関係です。
しかし、初心者は話は別です。
筋トレをしながら食事制限をすれば、体脂肪を優先的に分解してエネルギーにして、筋肉をつくっていくことができます。
しかし、ある程度の体格になってくると、筋肉を付けることと脂肪を減らすことのバランス関係が難しくなることを覚えておいてほしいです。
Point
- 基礎代謝とは何もしていなくても生命活動をすることだけで消費してくれるカロリーのことであり、主に体重が重い人ほど基礎代謝が高い。
- 筋肉1kgと脂肪1kgでは筋肉の方が小さく、体重を増やすなら筋肉量を増やした方がメリットが大きい。
- 1日で消費するカロリーより多くのカロリーを摂取しないと筋肉は付きにくい。逆に、1日で消費するカロリーよりも少ないカロリーで生活しないと脂肪は減りにくい。ただし、筋トレ・ダイエット初心者は例外のことがある。
僕は合わせて、筋トレは人生を豊かにすることも皆さんに知っていただきたいと思っています。
こちらの記事にまとめていますので、興味をもった方はぜひ読んでください。
【No Pain, No Gain】筋トレが人生を豊かにする4つの理由
体脂肪を測定できる機能が付いた体重計を用意する理由
これまでの解説のとおり、僕は筋肉量を増やしつつ、体脂肪を減らすことをダイエットである考えています。
ダイエットの本当の目的は「体重を減らす」のではなく、「きれいな体格になる」ことです。
その本質を管理できるのは体重計ではなく、体脂肪計です。
僕がいつも通っているスポーツジムに置いてある体脂肪計で測定した結果は次の通りです。
- 体重…68.2kg
- 体脂肪率…13.4%
この結果から言えることは次の内容です。
- 体重のうち、13.4%は体脂肪
- 「68.2×0.134≒9」つまり、68.2kgのうち、約9kgが体脂肪
もし、数か月後の僕の体がこのような結果だったとします。
- 体重…68.5kg
- 体脂肪率…10.5%
この結果から言えることは次の内容です。
- 体重のうち、10.5%は体脂肪
- 「68.5×0.105≒7」つまり、68.5kgのうち、約7kgが体脂肪
「オレ、ケイサンムリ( ゚Д゚)モウヤメテ( ゚Д゚)」
という方に、もう少し具体的な内容で説明します笑
2つの結果をまとめると次の通りです。
- 体重は68.2kgから68.5kgに増えた
- 体脂肪は9kgから7kgに減った
つまり、体重が増えたにも関わらず、体脂肪の量が減ったという、理想的なパターンです。
これを体重計だけで測定した場合、「体重が増えた(´Д`)」という結論で終わってしまいます。
ダイエットをするなら、体の中身をしっかり把握する必要があり、そのために体重と一緒に体脂肪計も測定できるものを用意することをおすすめしています。
個人的には、両手でレバーを握るタイプの体脂肪計をおすすめしています。
乗るだけのタイプは、あまり正確に測れていない気がするので…笑
Point
- 体重計だけでは体の中身を把握することができず、数字に騙されてしまう場合がある。
- 体脂肪計を用意して、計算方法を理解しておけば、体内にある脂肪の量や筋肉の増え方などをしっかり把握することができる。
先ほど解説したように、ここまで理想的な数字の変化をさせるようにダイエットすることは非常に大変です。
- 栄養管理
- 運動量
- 摂取する栄養のバランス
しっかりとした知識を応用して、体に反映できるかどうかを試していくのも、ダイエットの醍醐味だと思います。
まとめ【運動失くしてダイエットは不可能】
今回の記事では次の3点について解説しました。
今回の記事で解説したこと
✅「ダイエット」と「痩せる」のちがいとは何か
✅本物のダイエットのために必要な3つの基本知識
✅体脂肪を測定できる機能が付いた体重計を用意する理由
「体重を減らすこと」を目的としないようにする
「痩せてぇ( ゚Д゚)」という言葉を発する人の多くは、痩せたその先の体格を目標としているはずです。
- ローラみたいにきれいなボディラインになりたい
- 細マッチョになりたい
- 腹筋割れているかっこいい体になりたい
しかし、ただ体重を減らすことと、ボディラインをきれいにすることは全然違います。
ダイエットとは、筋肉量を維持しつつ、体脂肪のみを減らす努力をすることです。
痩せるとは、筋肉量も体脂肪も減っていくことです。
今回の記事で解説した通り、筋肉量が多い人ほど、きれいな体格に見えたり、引き締まった体になることができます。
筋肉量を増やしつつ、体脂肪を減らすというのが理想
基礎代謝を高めれば、太りにくい体を手に入れることができ、基礎代謝は体重が重い人ほど高いです。
体重を脂肪で増やすのではなく、筋肉で増やすことによって、見た目も美しく、引き締まった体に見えます。
ただし、現実はそこまで甘くありません。
筋肉量を増やすためには、1日で消費するカロリーよりもたくさんのカロリーを摂取しなければいけません。
体脂肪を減らすためには、1日で消費するカロリーよりも少ないカロリーを摂取しなければいけません。
この相反する2つのことを同時に行えるのがダイエット初心者ですが、正しい知識を知っておかなければ、体重という数字に騙されていきます。
体の中身を解析するために、体脂肪計を活用しよう
「体重が増えたぁ( ゚Д゚)」
でも、それは「なにで体重が増えた」のでしょうか。
脂肪が減りつつ、体重が増えたのであれば万歳。
脂肪が増えたら反省会。
それを把握するためには体重計だけでは不可能です。
体脂肪計を利用し、割合を計算して体の中身を把握できるようになりましょう。
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僕の名前は「つかさ」です。
大学受験、就職活動、アルバイトの面接でさえ、第一希望を獲得したことがない人生を送ってきました。
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